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福岡で使う交通系ICカードは「nimoca」or「suica」真剣に比べてみた

rakuten miniを手に入れました。

これまで中華系Androidを使うことが多かったので、「おサイフケータイ」を使ったことがありません。

いざ使えるようになったら、交通系ICカードは「nimoca」がお得なのか、「suica」がお得なのか、分からなかったので、調べました。

備忘録的に公開します。

福岡の人のために役立つと思います。

nimocaは、お得率が分かりにくい

福岡には元々「バスカード」がありました。

バスカードはお得

こいつがとんでもないお得率でした。

1,000円買ったら、1,100円分(10%還元)使えました。

3,000円買ったら、3,400円分(13.3%還元)。

5,000円買ったら、5,750円(15%還元)でした。

とってもお得!

ただ、西鉄バスと西鉄電車でしか使えなかった。

 

nimoca登場その還元率は!?

そこに、nimocaが登場して、2010年だったかな、バスカードが廃止になりました。

nimocaの場合、チャージした金額ではなく、使った金額によりポイントがたまります。

ここがバスカードと違う。

 

しかも、「固定ポイント」「ボーナスポイント」があり分かりにくい。

 

nimocaの固定ポイント

nimocaの固定ポイントは2%

バスカード時代15%だった還元率が、2.5%になるとか詐欺か、と。

 

2,000円使用で、40ポイント。

4,000円使用で、80ポイント。

6,000円使用で、120ポイント。

8,000円使用で、160ポイント。

10,000円使用で、200ポイント。

12,000円使用で、240ポイント。

14,000円使用で、280ポイント。

 

1万円使って、200円分・・・

あんまりお得感がありません・・・

 

nimocaのボーナスポイント

2,000円使用で、50ポイント(2.5%還元)

4,000円使用で、100ポイント(2.5%還元)

6,000円使用で、150ポイント(2.5%還元)

8,000円使用で、200ポイント(2.5%還元)

10,000円使用で、250ポイント(2.5%還元)

 

「ふーん、どれだけ使っても2,000円で50ポイントなのね~」と思ったら、12,000円からは・・・

 

12,000円使用で、50ポイント(0.4%還元)

14,000円使用で、100ポイント(0.4%還元)

 

なにこれ?

普通、使えば使うほどポイントが上がるのでは!?

下がるって斬新!

 

福岡だと通勤や通学で月に1万円以上バスに乗ることはないかも。

野方とかに住んでいて、空港あたりに通勤するとしたら、バス→地下鉄→バスとかありえるかも。

そしたら、片道1,040円くらいとして、1日往復2,080円。

1か月に20日出勤するとしたら、41,600円。

こうなったら、普通定期にするよね。

 

片道250円くらいで、月に1万円になるので、直行・直帰できるような仕事だとして、月に何日出勤できるか分からないような人は、定期じゃなくてnimoca払いの方がお得かな。

確実に1万円超える場合は、地下鉄とバスでカードを分けて、2枚使いしたりしてポイントで損しないように工夫するとか。

 

nimocaって結局還元率どれくらいなの!?

固定ポイントとボーナスポイントに分かれている分、余計に分かりにくい。

そこで、固定ポイントとボーナスポイントを合計して、実還元率を計算してみました。

 

2,000円使用:40ポイント+50ポイント⇒90ポイント(4.5%還元)

4,000円使用:80ポイント+100ポイント⇒180ポイント(4.5%還元)

6,000円使用:120ポイント+150ポイント⇒270ポイント(4.5%還元)

8,000円使用:160ポイント+200ポイント⇒360ポイント(4.5%還元)

10,000円使用:200ポイント+250ポイント⇒450ポイント(4.5%還元)

12,000円使用:240ポイント+50ポイント⇒290(2.4%還元)

14,000円使用:280ポイント+100ポイント⇒380(2.7%還元)

 

バスカード時代15%だった還元率が、最大でも4.5%になるとか・・・70%もダウンする改悪だったのか・・・

 

クレジットnimocaなどのクレジットカードを作ることで、チャージしたときに1,000円に着き3ポイント還元(0.3%還元)されます。

これまで考慮しても、最大で4.8%還元。

2,000円使って、96ポイント。

 

ここが便利nimoca

クレジットnimocaを使うことで、いちいちチェージしなくても、残高が少なくなったら自動でチャージしてくれるので便利です。

普通の通勤などならば、1,000円以下になったら、3,000円自動チャージされるようにしておけばOK。

nimoca

 

買い物などにもnimocaは使えます。

最近では、区役所や郵便局でも使えるので便利。

ただ、交通系ICカードならば全般使えるので、必ずしもnimocaである必要はないかな。

 

ポイント還元率は、0.3%なのでないのも同じ。

クレジットnimocaにするならば、セゾンカードかニコスカードがいいでしょう。

年会費が永年無料です。

他は良くて初年度無料。

翌年から1,300円くらい年会費がかかります。

その割に受けられる恩恵はあまりないので、年会費無料を狙うのがいいでしょう。

 

suicaとは

suicaとは、関東を中心に全国で使える交通系ICカード。

nimocaとほとんど変わりません。

モバイルsuica

ポイント還元率を見てみると、JR東日本の在来線を、JRE POINT WEBサイトに登録したSuicaで乗車した場合に、1回のご利用額に応じてポイントが貯まります。

普通のsuicaなら200円で1ポイント(0.5%還元)。

モバイルsuicaなら50円で1ポイント(2%還元)。

 

ただし、JR東日本の在来線を利用したときのみです。

福岡でsuicaは使えるけれど、使ったからと言ってポイントはたまりません。

 

suicaもオートチャージができます。

オートチャージの場合は、1,000円チャージで15ポイント(還元率1.5%)たまります。

ただ、福岡でどの改札を使ってもオートチャージはされません。

 

福岡でsuicaを使い場合は、残高を見て、少なくなってきていたらスマホなどを使ってチャージする必要があります。

福岡でsuicaを使う場合は、ポイント還元率1.5%。

 

2,000円使用で、30ポイント(nimocaなら90ポイント)

4,000円使用で、60ポイント

6,000円使用で、90ポイント

8,000円使用で、120ポイント

10,000円使用で、150ポイント(nimocaなら450ポイント)

 

ポイント効率厨なら、福岡で使うならばnimocaで決定のようです。

 

nimocaはチャージがめんどくさい

「じゃあ、nimocaでよくない?」と言われそうですが、nimocaってスマホなどで自由にチャージできないのです。

nimocaアプリはあるけれど、残高を見るだけ。

チャージは、端末のある駅やスーパー(レガネットなど)に行く必要があります。

端末がある駅やスーパーは数えるほどしかないので、通勤・通学でたまたま端末の前を毎日通るような環境でない限り、わざわざ行く必要があり不便です。

 

suicaはスマホでチャージできるアプリがあるので便利。

 

 

東京など関東圏に出張に行くならばsuicaでもOKか

東京などに出張が多い場合、nimocaとsuicaを両方持っているのは邪魔くさい。

nimocaの買い物でのポイント還元率は0.3%とダメダメです。

その点、suicaは1.5%。

関東でのsuicaは、福岡でのnimocaよりも、よりたくさんの場所で使えるのでsuicaがないと逆に不便な時も。

 

福岡での時間が多いならばnimoca、東京での時間が多いのならばsuica、などと使う頻度によって使い分け、どちらか1つにポイントを貯めた方が結果的に受けられう恩恵は大きいでしょう。

 

結局、どっちにしたの?

筆者は、東京などへの出張もあります。

通勤は福岡市内から大野城市まで行っているので、西鉄バス+西鉄電車です。

1か月のうち半分くらいしか通勤しませんので、1か月に使う金額は約1万円弱。

定期を作ると損をするので、1万円を超えないようにnimocaを使うこととします。

 

nimocaを使った場合、1か月間1万円を通勤に使て、得られるポイントは480ポイント

還元率4.8%になる見込み。

オートチャージが使える。

 

suicaを使った場合、1万円使って150ポイント。

還元率1.5%。

オートチャージが使えない。

 

suicaを使う理由がありませんでした・・・