よく読んで頂いている人気の記事はこちら

よく読んで頂いている記事をラインナップしました。

【DIY】ウォシュレットのノズルから水漏れしてきたのでDIYで止める(その2)

ウォシュレットのノズルから水が漏れ始めました。

前回修理のために分解しましたが、修理は完了せずに、次回に先送りになりました。

今回はその続きです。

修理を業者に頼めない理由

我が家のトイレは、もう21年以上使っています。

ウォシュレットの水漏れ

 

ノズルから水が漏れているのですが、業者に依頼することができません。

ウォシュレットの水漏れ

 

その理由は「部品がない」ことです。

ウォシュレットは、電気機器となります。

製造後部品を供給するのは7年とかってルールがあるのです。

 

21年も経過したら、修理しようにも部品がないのです。

後継機で同じ部品を使っていれば、交換部品もあるのですが、調べてみた感じではウォシュレットは共通部品が少ないようです。

 

業者に頼んでも、以下のようなことが考えられます。

 

1.部品がない、と言われる

2.便器自体交換しましょう、といわれる(その方が業者も儲かる)

 

部品がない場合、出張料と手間賃を請求されるけれど、肝心のトイレは直りません。

便器自体を交換しましょうと言われた場合、取り付けも依頼することになり、費用がかさむ。

一般的には、15万円前後かかるみたい。

 

そこで自分で修理しようと試みたわけです。

 

ウォシュレットの仕組み

これまでに、何度かウォシュレットを分解して分かったことがあります。

ウォシュレットの仕組みは簡単に書くとこんな感じです。

ウォシュレットの仕組み

右側のノズルから水が漏れている以上、ウォシュレット用タンクから何らかの理由で水が供給されているのです。

当初は、ノズルのすぐ近くに電磁弁があると思って分解を始めました。

ところが、ノズル付近にあるのは、おしりとヴィデを切り替えるためのモーターのみ。

ウォシュレットのモーター

 

水を出したり、止めたりしているのは水道から水が供給されているすぐでトイレを流す用のタンクと、ウォシュレット用タンクに分岐しているところがあります。

その分岐後の直後に電磁弁がありました。

電磁弁の場所

 

当初は、電磁弁の中のダイヤフラム(ゴム状の部品)が破れているか、水のシリカ分が固着しているかだと思って修理を続けました。

ところが、電磁弁を分解してもダイヤフラムは異常がなかったのです。

 

しかも、水の元栓を開いても電磁弁からは水が1滴も漏れ出てきません。

つまり、電磁弁は問題ない。

故障個所の予想

電磁弁直後までは問題なし。

それよりも下流で何か異常があるのです。

 

故障診断予想

温度センサーは、温度が何度であっても水が出るというのは考えにくい。

仮に、タンク内の水の温度が高くなりすぎたときに、水を足して温度を下げる仕組みだったとします。

それよりも前に、ヒーターの電源を切ればいいだけなので、そんな馬鹿な仕組みにしないのです。

⇒ 温度センサーは今回の異常には無関係

 

そこで、疑わしいのは水位センサーです。

元々は、タンク内に水が入ると、「浮き」が上に上がり、満水を感知し、水の供給を止めます。

単純にON/OFFだとしたら、ちょろちょろ水が漏れるのは考えにくい。

ただ、フロートスイッチは明らかにアナログ。

 

浮きが完全に上がるまでは0/1のようにON/OFFするデジタルではなく、最大が1で0.8になり、0.6になり、0.5になり、0.2になり、0.1、最終的に0みたいに無段階に導通が変わるはず。

フロートスイッチが完全にOFF(もしくはON)にならない状態だとしたら、水がちょろちょろ供給される可能性はある。

⇒ 苦しい考えだけど、現実的に水は漏れているので、これくらいしか考えにくい

 

ただ、調べてみて、フロートスイッチの交換部品は見つからない。

部品単体を取り出して、導通確認してみたいけれど、めんどくさい・・・。

ただ時間だけが過ぎて行った・・・

 

変わる状況と迫られた決断

そんな時、水の漏れる量が増えてきた。

これまでは、1秒に1滴かそれよりも少し早いくらい。

 

1秒に1滴の場合は、水道代がかからないと聞いたことがある。

だけど、明らかに水の漏れる量は増えた。

これは絶対水道代がかかる!

そこで、まずは、応急処置をした。

水漏れの応急処置

水栓で分岐している途中に詰め物をして、止めてやった。

結果、ウォシュレットの水漏れは止まった。

だけど、当然ウォシュレットは使えなくなった・・・

 

新しい物に交換する。

普通に交換依頼をしたら、商品代金+交換工賃がかかります。

調べてみたら、15万円位

 

これでも、ネットで調べているから安い方で、リフォーム屋さんに頼むの20万円とか25万円とか普通にします。

でも、便器とウォシュレットの商品のみを買って、自分で交換したら・・・

 

価格を調べてみたら、8万4千円位で買えそうです。

楽天で買えば、ポイントが11%くらい返ってくるので、9千円前後やすくなる。

 実際は7万5千位で買えることになります。

 

コロナの影響で、商品の入手性が良くなく、注文してから1か月くらい納期がかかるみたいですが、少しだけ安く取り付けられそうです。

便器の交換はまた別にお知らせしたいと思います。