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【DIY】ウォシュレットのノズルから水漏れしてきたのでDIYで止める

2020年7月25日

「ウォシュレットのノズルから水漏れしてきたのでDIYで止める」と題して自宅のウォシュレットの修理をしたいと思います。

問題点の確認と大書を時系列に追いかけていきたいと思います。

ウォシュレットからの水漏れ

まずは、「ウォシュレット」ですが、TOTOの商品名です。

今回扱うものはINAXなので、「温水洗浄便座」が正式名称なのです。

ウォシュレットの水漏れ

話はそれましたが、そのウォシュレット(温水洗浄便座)ですが、ノズルのところから水が漏れるのが問題です。

ここから水が常に漏れている。

ウォシュレットの水漏れ

1秒に1滴程度ならば水道代はかからないという噂はありますが、それよりも早いペースで漏れているっぽい。

水道代が高くなっているかもしれない。

なんとか修理したいところです。

 

修理が難しい理由

ネットで「ウォシュレット 修理」などで調べてみると、修理屋さんのサイトがほとんどです。

DIYで直した例はほとんどありませんでした。

その理由の一つは、「水漏れ」です。

 

修理がいい加減だと、水漏れして大変な被害になるからでしょう。

当サイトを見て真似される場合も、自己責任でお願いします^^

 

 

画像は「タンク便座一体型」というタイプです。

知らなかったけれど、「便器」「タンク」「便座」の3つからトイレはできています。

ウォシュレットが壊れたら、極論ウォシュレットを交換すればいいのです。

費用は3万円位(商品代金のみ)。

 

ところが、写真の「タンク便座一体型」の場合は、「便座」だけの交換ができません。

「タンク」と「便座」が一体型なので、まとめて交換する必要があるのです。

そして、「便器」との対応があり、何でも付けられるとは限らないのです。

 

さらに、10年もしたら製品のモデルチェンジや使用部品の変更と製造終了により修理ができなくなってしまうのです。

トイレなので、中古部品はほとんど出回りません。

新品も段々なくなります。

この取り換え製品がない、交換部品がないというのが2番目の問題です。

 

ちなみに、我が家のウォシュレットは21年物。

「DT-2813」が型式みたいです。

「BU8」は色ですね。

 

同じ型式の「タンク便座一体型」は売っていませんでした。

そして、部品もあまり出回っていないみたい。

そもそも、部品の型式が書かれていないものが多く、型式を調べるのも難しいのです。

ウォシュレットの型式

通常メーカーから分解図と型式などが書かれた資料が提供されているのですが、20年以上前の製品だと全く見つかりませんでした。

 

きれいじゃないので、あまり画像をアップしたがらない。

ここも情報が少ない所以でしょう。

情報がないのも3つ目の理由です。

今回はひどい物はモザイクにしてみます^^;

ウォシュレットの修理画像

ちなみに、掃除は嫁が毎日すごくきれいに掃除してくれています。

画像のトイレは一般的に見てもきれいな方です。

ただ、本体の中身までは掃除できません。

汚れる割に、手は出せないので汚れていきます。

 

原因は電磁弁だと予想した

水漏れでしょ?

パッキンか電磁弁じゃない?

と予想してスタートしました。

 

外装を外して、ノズル部分を見てみました。

ウォシュレットのノズル

予想では、左右のノズルにそれぞれ電磁弁が付いていると思っていましたが、中央にモーター的なものが1つ付いているだけ

ちなみに、汚れは汚物ではなく、水の石灰分みたいでした。

日ごろからこのあたりには水が当たったりするみたいですね。

 

ノズル部分はとりあえず分解。

ウォシュレットのモーター

モーターはやはり1個。

電磁弁ではなく、モーターですね。

ノズルはただの筒

ノズルはただの筒だ。

 

ちなみに、掃除はトイレ用の洗剤を使いました。

トイレ用洗剤

トイレの汚れって石灰分や尿石などがあり、汚れのPHはアルカリ性です。

洗剤として有名なマジックリンはアルカリ性なので、あまり効きません。

 

トイレ用洗剤は酸性洗剤なので、中和できて(?)汚れは落ちやすいです。

 

話は戻って、モーターは水を出す方向を左右に切り替えるだけのモーターみたいです。

ここはいくらきれいにしても水漏れとは関係なさそうです。

 

水漏れなので、水を出したり止めたりする部分が止めきれなくなっていることが原因と予想できます。

ここは違う。

 

電磁弁を探してみた

電磁弁を探してみると、向かって左側側面裏側にあったのが電磁弁。

電磁弁の場所

水は大元から2方向に分かれています。

解説するとこんな感じ。

ウォシュレットの電磁弁

左側の「タンクへ」というのがトイレの流すとき用のタンクへの水回路です。

ここは電磁弁はなく、タンク内にフロートがあり、水を出す/止めるをギミック(からくり)的に制御しています。

 

真上の「ウォシュレットタンクへ」の方は、電磁弁が付いていて、水を出す/止めるを電気的に制御しています。

電磁弁は中に「ダイヤフラム」と呼ばれるゴム状の部品が付いています。

こんな形状。

 

このゴムが破けたり、水の石灰分が固着して栓が止められなくなった場合、水が止まらなくなります。

ここだと思って、分解洗浄してみたけれど・・・

 

ダイヤフラムは確かに、石灰分が多少ついていたのですが清掃しても水は止まらず。

原因はここでもなかった。

 

原因は別

水が給水されている間はノズルから水漏れがなかった。

ここは真の原因を知るためのヒントですね。

 

もう少しウォシュレットの仕組みを知り、原因となる部分を追求する必要がありそうです。

ここまでの作業からの予想では、ウォシュレット用のタンクにはフロートスイッチ(浮き)が付いていて、タンクが満水になると水が止まるようになっています。

ところが、①このフロートスイッチに不具合があり、水が止まらない説

 

②オーバーフローの部分に割れなどができて、一定以上の水量になると水が漏れている説

 

ただ、ジャージャー水が漏れているわけではないので、電磁弁が置いているわけではない。

電気的な不具合の可能性は低いと予想しています。

いよいよタンク部分に手を付ける必要がありそうです。

そして、どれがフロートスイッチなのか・・・

続きそうです。

⇒ ウォシュレット修理の続き