【薬の嘘ホント】医者も知らない薬の事実 「食間」とはいつ飲めばいいのか
薬については、色々と知らないこともあります。
医者ですら間違えていると言う事実。
「薬を飲むにはまず何か食べてから・・・」実はこれも間違いです。
薬の嘘と本当を明らかにします。
食前に飲む薬
嘘
食前に飲む薬は、飲み忘れたら、食事の後に飲んでも良い。
これは間違いです。
本当
食前に飲む薬は、「吐き気止めの薬」や「糖尿病の方が飲む薬」なのです。
食事を摂ることで吐き気がしてしまったり、糖尿病により血糖値が極端に上がってしまうことを事前に防ぐ役割を果たすために飲みます。
そのため、食後に飲んでも意味がありません。
飲むのを忘れた場合は、飲む必要はありません。
「漢方」は食前に胃が空の状態でないと十分吸収されないものがあります。
これも食事により吸収されにくくなってしまうので食後に薬を飲んでもあまり意味がありません。
食間に飲む薬
嘘
食事の合間に薬を飲んで、また続きの食事を・・・これは間違いです。
本当
「食感」とは食事と食事の間、つまり、食事を終えてから2時間後に飲むのが目安。
例えば、朝食と昼食の間、昼食と夕食との間を指します。
食後に飲む薬
嘘
食後に飲む薬は、薬単体で飲むと胃を傷めるので、食事の後に飲む。
体調が悪くて食事がとれないときは、少しだけでも食べてから薬を飲むべき。
これは医者でも知らない人が多いのですが、嘘です。
本当
本当は、「食後」と書かれている薬は、薬を飲み忘れないための工夫です。
「食後に飲む薬」は、基本的にいつ飲んでも大丈夫です。
薬は時間を空けて飲むことが大事です。
例えば、「6時間後」と書いたら12時の6時間後だから・・・と忘れてしまいがちです。
「食後」と書くことで「1日3回、食事の後に飲めばいい」と覚えられるのです。
「食後」と書かれている薬は、胃が空っぽの時に飲むと胃が荒れてしまうと思っている人が多いです。
医者でもそういう説明をする人がいます。
きっと昔からそう説明されてきたのでしょう。
その先生はその説を信じているのです。
現在では胃を荒らす薬はほとんどないと言います。
胃に何か入っていないといけない薬の場合は、「空腹時はさけて服用」と記載してあるのです。
薬と一緒に飲んだらダメな飲み物
スポーツドリンク
風邪をひいたりして汗をかくと、脱水症状防止のためにスポーツドリンクが有効です。
しかし、スポーツドリンクはそろってグレープフルーツ味です。
このグレープフルーツが風邪薬とは相性が良くありません。
細菌性の病気の場合、「抗生物質」が処方されることがあります。
この「抗生物質」や「抗菌薬」は、スポーツドリンクに含まれる「マグネシウム」や「カルシウム」などの成分と結合してしまって、吸収されにくくなってしまうのです。
スポーツドリンクで薬を飲むのは効果を殺します。
スポーツドリンクと薬は2時間以上空けましょう。
栄養ドリンク
風邪薬とユンケルを一緒に飲むと劇的に回復する・・・そんなことがバブル時代に言われました。
確かに、栄養ドリンクの中にはビタミンB1をはじめとして、ビタミン類が多く含まれています。
ビタミン類は疲労回復に有効です。
しかし、栄養ドリンクの多くにはアルコールが入っています。
栄養ドリンクの成分に含まれる「アルコール」との相性が悪いのです。
「アルコール」により、血流が良くなり、薬が急激に効く恐れがあります。
薬を飲むときは、水か、白湯がいいでしょう。
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