「無漂白もやし」が売っていた!普通は漂白しているの!?
スーパーでもやしを見てみると「無漂白」と書かれているものと、書かれていない物があります。
「無漂白」と書かれているからには、漂白していないのでしょう。
漂白している物があるとしたら、身体に悪いものでは!?
心配になりますよね。
真実を事実をお知らせします。
日本の全てのもやしは無漂白
安心して下さい。
日本の全てのもやしは無漂白です。
漂白を目的として、漂白剤を添加することは法律で禁止されています。
あなたがお近くのスーパーで買われているもやしは安全ですので安心して食べてください。
わざわざ書いているのは、そういった法律を知らない人にもアピールするためで、本当は「当たり前のこと」なのです。
「私は法律を守っています。」と書かれているようなものです。
わざわざ自慢するほどのことではなく、当たり前のことなのです。
「もやしは漂白剤で白くする」は都市伝説?
「もやしは漂白剤で白くする」というのは都市伝説だと断定しているサイトもあります。
ところが、1970年代まではもやしは漂白しているのが当たり前だったのです。
その昔、日本でも「もやしは白くないといけない」「もやしは白いのが常識」と漂白剤を普通に使っていました。
漂白剤ってどんなものかと言うと・・・こんなのです。
服や食器を白くするあれと基本的には同じです。
食器用は漂泊した後、十分すすぐので残留がなく十分安全なのですが、その漂白剤を食品に直接使うのはどう感じますか?
もやしの賞味期限は1日~2日とかなり日持ちしない食品です。
消費期限を考えても4日程度。
それ以上は持たないのです。
どうなるかと言うと、茶色になってきます。
それを新鮮に見せるために漂白していた、と言う訳です。
誠実な考えではなかったのです。
もやし製造業者は自分と家族にはもやしを食べさせなかったと言います。
安全なものかどうか、製造した人間が一番知っていますからね。
今では日本のもやしは安心して買える
無漂白もやしの出現
そんな考えに疑問を抱いた人間がいました。
自分で作ったものを自分では食べられないなんておかしい、と株式会社サラダコスモの社長、中田智洋氏が漂白していないもやしを作ったと言います。
2014年ごろ「カンブリア宮殿」(テレビ東京)に出演された時に本人が言われていたました。
発売当初は、この無漂白もやしは全く売れなかったそうです。
安全性を謳って10年かけて無漂白もやしが当たり前にしてきたのです。
無漂白もやしを作り始めて40年以上が経過しました。
現在では法律でも漂白は禁止されています。
今さら「無漂白」と書くと、かえって誤解を招くと思われます。
そういうこともあって、「漂白もやしは都市伝説」と言うような噂もあるくらいなのです。
現実は、「漂白もやしは日本では常識だった」が本当なのです。
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