【注意!】クックパッドは殺人サイト!?赤ちゃんに蜂蜜
赤ちゃんに蜂蜜を上げることはNGとされています。
そんな中、2017年4月7日、東京都足立区で5か月の赤ちゃんが蜂蜜食中毒で死亡しました。
ジュースに蜂蜜を混ぜた離乳食が原因とのこと。
クックパッドには大量の離乳食情報があって、その材料には蜂蜜を使ったものが147件!(2017年4月8日時点)
詳しく見ていきたいと思います。
赤ちゃんに蜂蜜をあげたらいけない理由
蜂蜜にはボツリヌス菌が含まれています。
乳児が食べると食中毒を起こすと言われています。
今回の事故も親が男の赤ちゃんに離乳食として与えたものが原因で死亡したと言うことです。
「1歳未満の乳児に蜂蜜を与えてはならない」と、旧厚生省(現厚生労働省)が1987年10月20日に通知を出しています。
黒糖も同様かそれ以下の危険性があると言う意見もありますが、こちらは事実を裏付けるデータが足りないのが現状です。
わざわざ赤ちゃんにあげないのが得策でしょう。
全ての蜂蜜のビンには注意がかかれています。
蜂蜜は危険な食品なのか?
大人は蜂蜜を食べても全然平気です。
それはなぜでしょう?
大人は、消化器官が発達しているので、消化できるから特に問題はない。
乳児は消化器官が発達していないので、ボツリヌス菌の毒素で死亡すると言います。
特に、乳児の場合は、大人の時と違って、ボツリヌス菌の芽胞を摂取することにより起こると言います。
芽胞は乳児の体内で発芽し、ボツリヌス毒素を作ります。
要するに体内で、成長して、毒を作り続けてしまうのです。
芽胞は高温に耐えるため、無毒化するには120度で4秒以上加熱が必要です。
お湯は100度までしかならないので、一般的な加熱調理では蜂蜜中の芽胞の除去は難しいです。
ボツリヌス菌の致死量
ボツリヌス毒素の致死量は体重70kgのヒトに対し、0.7〜0.9μgと考えられています。
つまり、1gで約100万人分の致死量に相当します(汗
ちなみに、独で有名な青酸カリは場合1gで5人分の致死量。
ボツリヌス菌は、自然界に存在する毒素としては最も強力と言われています。
赤ちゃんの体重が3kgとしたら、ボツリヌス菌の致死量は、0.03~0.09μg。
1μgが1/1,000,000gなので、0.03μgは、1gの1/100,000,000(1億分の1)です。
1億倍と言うとイメージがつかないので、例を挙げると、野球のボールと地球くらいの大きさの違いがあるほどです。
離乳食に蜂蜜はOK?NG?
クックパッドで、「蜂蜜」×「離乳食」で調べると140件(2017年4月9日現在)。
事故があってから、そのあと調べた4月8日より7件減りました。
147人中、7人だけが「これはいかん!」と思ったのかもしれません。
現在の140人は知らないのか、無意識なのか、はたまた、バッシング商法でアクセスが伸びるのを期待してか…
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