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【マウスの復活】ロジクールM570の左ボタンの動作がおかしくなった時の復活方法

2021年1月31日

ロジクールのマウス・・・と言うよりもトラックボールマウスM570(もしくは、M570t)ですが、とっても便利で満足度も高いです。

アマゾンのレビューや星もかなり良くて高くても手に入れたい製品だと言えます。

ただし、たった一つの弱点が、「左ボタンがおかしくなる」と言うものです。

このページでは、その復活方法をお知らせします。

 

 

M570のボタンの不具合の原因

トラックボールマウスM570のボタンの不具合の原因は分かっています。

左ボタンの奥にあるマイクロスイッチと呼ばれる部品の劣化です。

端子のON/OFFがあいまいになっていきます。

M570トラックボールマウス

 

問題の部品はこれです。

黒くて四角い部品で、頭に白い分がある部品です。

トラックボールマウスのスイッチ

オムロンの部品みたいで、これは、オムロンの「D2F-01F」だと分かっているので、はんだ付けができる方は、分解してスイッチ交換する方もおられるようです。

 

「D2F-01」でも「D2F-01F」でもOKみたいですが、「F」付きの方が押した感じが軽くていいのだそうです。

しかし、この部品、意外と外しにくいです。

 

また、はんだごてと、はんだも準備しないといけません。

ずっと使うならばいいのですが、M570の修理のためだけだとしたらもったいないです。

そこで、2つの簡単な方法をお知らせします。

 

トラックボールマウスM570を簡単に修理する方法1

ロジクールのサポートに連絡する。

購入から1年未満の場合は、新品を送ってくれます。

 

交換ではなく、新しいものを送ってくれるのです。

購入証明もレシートなどが無くても、アマゾンの購入履歴をスクショで出したらOkと言うざるみたいな確認方法です。

 

問題は、古い方もまだ捨てるには惜しいところ。

問題は左ボタンだけなのです。

新しいものと、古いものが1つづつ、合計2つあっても、1つは左クリックがおかしい。

 

具体的には、ON/OFFがおかしいので、1行青色反転させたら、途中で切れてしまったり、1度クリックしただけなのに、何度も押されたような動きをしたりします。

 

それで何とかする方法が、2つ目の方法です。

トラックボールマウスM570を簡単に修理する方法2

接点復活剤で、ボタンを復活させる

使うものはただ一つ。

接点復活剤です。

接点復活剤とトラックボールマウス

 

楽天で一番安い復活剤です。

650円くらいでしょうか。

 

こんなのもあるのですが、送料まで入れると1000円近いです。

クレ556で有名な呉工業の製品なので、これも魅力的ですが・・・

 

そのクレ556は今回は使えません。

部品自体を分解するわけではないので、樹脂部分を溶かしてしまう可能性があります。

修理しようとして、壊してしまったら本末転倒。

 

その点、接点復活剤は金属部分の導通を復活させますが、樹脂には影響しないのです。

接点復活剤を使うことをお勧めします。

 

接点復活剤の使い方

トラックボールマウスの分解から入ります。

裏面に向けます。

トラックボールマウスの分解

 

ゴム足の3か所と見えている1か所のねじ4か所を外します。

トラックボールマウスのねじ

この時、ねじの穴が「*」型をしています。

普通のドライバーでは、ではハマりません。

こんなのが必要です。

 

マイナスドライバーで強引に外す方法もあります。

この時、ねじの頭がダメになりますので、一度締めたら、次は外れないと思ってください。

「星型ドライバー」とか「トルクス」とかで検索したらたくさん出てきます。

 

もう1つねじがあります。

ここです。

トラックボールマウスのねじ

電池ボックスの中で、ちょうど電池の絵の「1.5」と書かれているあたり。

シールの下にねじが隠れています。

 

このねじを外したら、大体の山場は超えました。

裏から指を入れて、青いボールを外します。

トラックボールマウスのボール

 

比較的簡単に分解できます。

トラックボールマウスの分解

 

そしたら、接点復活剤の登場です。

この赤いボタンの上の白いところに1滴、2滴たらします。

トラックボールマウスのボタン

 

これだけではなじまないので、白いところを、数回カチカチと押して、接点復活剤がボタン内部に浸透するようにします。

あとは、反対の手順で組み立てます。

 

完了!

 

あとは組み立てて、再びボタンをカチカチします。

その時点でもう直っているはずです。

 

少しの間安定しないときもありますが、使い続けると安定してきます。

是非試してみてください。

 

トラックボールマウスM570を簡単に修理する方法3

そして、3つ目がスイッチの交換です。

簡単かどうかは分かりませんが、タクトスイッチを交換する方法です。

なんだかんだで作業時間1時間かかります。

 

でも、100%直ります。

多少の手間はかかるけれど、ここまでやれば安心して使えます。

部品代は500円以下です。

実は、接点復活剤よりも安いので、コスパを求める場合は、こちらもいいかもしれませんね。