甘酒の意外な効果、美肌、シミ取り
ひな祭りには、甘酒が欠かせません。
あまり知られていませんが、甘酒は「飲む点滴」と言われるほど栄養価が高い食品だと言うのです。
どんな効果があるか、調べてみました。
甘酒の意外な栄養価
甘酒は、米麹と米を原料とした発酵食品です。
栄養素としては、以下のようなものがあります。
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- 葉酸
- 食物繊維
- オリゴ糖やシステイン
- アルギニン
- グルタミン
のアミノ酸に大量のぶどう糖が含まれています。
甘酒の効果
酒粕の材料である工事には、シミや美白効果があると言います。
その理由は「コウジ酸」です。
甘酒には、コウジ酸もたくさん含まれています。
シミの原因となる過剰なメラニンの生成を抑える効果があるので、シミや臭みを防いでくれる効果があると言われています。
豊富に含まれるビタミンの中でも、皮膚や粘膜を保護してくれるビタミンB2が多く含まれています。
飲むだけで、皮膚を活性化してくれる効果が期待できます。
おろししょうがを加えて飲む事で、体が温まり血流が良くなり免疫力アップも期待できます。
甘酒はお酒なの?
甘酒は「酒」と言う文字が入っているので、お酒と思われがちです。
甘酒は、アルコールは1%未満なので、清涼飲料水です。
つまり、「お酒」ではありません。
いつでも安心して飲めるの日本の伝統飲料です。
※酒粕使用の飲み物は、アルコール1%未満で安心ですが、お酒の弱い方、子供、妊娠・授乳期の方、はご注意が必要な可能性があります。
そもそも酒粕ってなに?
酒粕とは、日本酒を作る過程で生まれる発酵したもろみから、液体(日本酒)を絞った後に残る固形物のことです。
お米本来の色々な栄養分が凝縮して含まれていて、独特の香りが印象的です。
深いコクも人気の秘密です。
ちなみに、米麹とは、蒸したお米に麹菌を散布し繁殖させた発酵食品です。
麹菌がお米のでんぷんを糖化させることで、甘みが生まれます。
お米本来の香りが強くなり、さらに、ほんのりやさしい甘さを生み出します。
白酒って甘酒と同じもの?
ひな祭りに出てくる物として、白酒(しらざけ)があります。
これは甘酒と同じものでしょうか?
実は、白酒はお酒です。
甘酒は、清涼飲料水。
全くの別物です。
甘酒は、ご飯やおかゆなどに米麹をまぜて保温し、米のデンプンを糖化させたものです。
アルコールを殆ど含まない甘い飲み物です。
一方、白酒は、みりんや焼酎などに、蒸したもち米や麹をしこみ1月以上熟成させたもろみを軽くつぶしたお酒のことです。
ひな祭りではよく登場します。
アルコール分は9%前後のものが多いです。
糖質が46%含まれていて、酒税法ではリキュール類に分類されます。
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