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【いちご大福がしゅわしゅわ!?】誰にも聞けない!?しゅわしゅわの正体解明

2020年3月8日

いちご大福は食べた時にしゅわしゅわすると言う人と、全く感じない人がいます。

また、しゅわしゅわするいちご大福としゅわしゅわしないいちご大福があります。

しゅわしゅわするいちご大福のしゅわしゅわの正体と原因をおしらせします。

 

 

いちご大福のしゅわしゅわ問題

これは分かる人とわからない人がばっさり分かれている問題です。

いちご大福のしゅわしゅわ問題

いちご大福を食べると口の中で「しゅわしゅわ」を感じる人がいます。

 

しゅわしゅわを感じる人と感じない人がいるのに、しゅわしゅわを感じるいちご大福と感じないいちご大福があるので、この問題があまり表に出ないのです。

「しゅわしゅわ」と言う人や「ピリピリする」と表現する人と色々おられます。

ピリピリと言うと辛いイメージですが、辛いのとは違います。

ただ、確実に存在する問題のようです。

 

ちなみに、我が家の4人で家族でいちご大福を食べるとしゅわしゅわすると感じる割合は4人/4人。

100%でした。

 

どのくらいの人がこの「しゅわしゅわ」を感じるのか調べてみました。

とにかく、まずたくさんのいちご大福を仕入れました。

 

いちご大福20個を20人の人に食べてもらいました。

そこで、「しゅわしゅわ問題」を話して、しゅわしゅわすると言った人は、16人。

16人/20人。

80%の人がしゅわしゅわを感じるようです。

 

逆に言うと、20%の人は、このしゅわしゅわを感じないようです。

ちなみに、いちご大福20個は結構いい値段になりました(汗

 

いちご大福が嫌いな人の話

いちご大福について調べてみると、「私はいちご大福が嫌いです」と言う人と会いました。

その理由を聞いてみると、「しゅわしゅわするから」だと。

悪くなってしまっているのではないか、と言うのです。

しゅわしゅわは、いちご大福の劣化でしょうか?

いちご大福が嫌いな人

 

しゅわしゅわの正体を専門家に聞いた

まず、いちご大福の専門家が誰かわからないけれど、和菓子屋さんは詳しいはず。

福岡の和菓子屋さん如水庵(じょすいあん)に聞いてみました。

 

如水庵ではいちご大福を製造販売しています。

いちご大福の専門家と言えるでしょう。

 

そしたら、「いちご大福がピリピリすると感じるのは、いちご自体が作り出す炭酸ガスが原因だと思われます。」と。

炭酸ガス!?

いちご大福のしゅわしゅわは炭酸

 

「いちご自体が持つ糖分を自ら分解し、水と炭酸ガスを作り出す“自己代謝”で、炭酸飲料のピリピリするガスと同じですので人体への悪影響はございません。どうぞ安心してお召し上がりください。」とのことです。

如水庵のHPでも紹介されていました。

⇒ 如水庵Q&Aより

 

いちごは糖分を持っています。

その糖分は分解されてしまうと言うのです。

そして、その分解過程で炭酸ガスが作られると言います。

 

糖は酸素と結びつくことで酸化還元反応が起こります。

炭酸ガスとは二酸化炭素。

化学式で言うと、以下のようになるのです。

いちご大福のしゅわしゅわの化学式

H2Oと言うと水です。

この水は、いちご大福のあんこや餅の部分が吸収すると思われます。

CO2は二酸化炭素。

炭酸です。

 

この炭酸は気体ですが、周囲にあんこがあるので逃げ道がないのです。

たしかに、いちご大福でもいちごの部分に到達したとき、しゅわしゅわします。

 

どうも理にかなっているようなので、これが原因で間違いないようです。

いちご大福がしゅわしゅわする原因は、いちごの糖分が分解され、炭酸が発生するからです。

 

しゅわしゅわするいちご大福としないいちご大福

さて、しゅわしゅわの正体が分かったら、どうすればしゅわしゅわしないかもわかります。

いちごの糖の酸化還元の時間が分かればしゅわしゅわする前に食べることができます。

 

調べてみると、いちごの糖分の酸化還元時間は不明。

実験するか・・・と思ったのですが、条件が色々ありすぎる。

色々と調べると、いちご大福がしゅわしゅわしない状態⇒しゅわしゅわする状態には24時間くらいのようです。

製造から24時間以内のいちご大福は食べてもしゅわしゅわしません。

いちご大福の消費期限

見つけたらすぐ買って、すぐ食べればしゅわしゅわしない可能性があります。

あんこに包まれるまでに発生する二酸化炭素は空気中に霧散します。

あんこに包まれたとき(=いちご大福が製造されたとき)から24時間以内に食べてみてください。

 

別の方法としては、冷やすこと。

冷蔵庫などに入れることである程度ですが酸化が抑えられます。

元々酸化還元が起こるときは熱が発生します。

冷蔵庫で冷やすことでこの現象を起こさないようにするのかもしれません。

ただ、冷蔵庫に入れるとお餅の部分が固くなりがちです。

お餅は砂糖が十分入っているので、固くなりにくくはなっているのですが冷やすと固くなりがちです。

ご注意を。

 

 

実践!いちご大福をしゅわしゅわさせない

これまでの情報を元に、いちご大福をしゅわしゅわさせないで食べる方法を実践してみます。

私はいちご大福がしゅわしゅわするのが苦手です。

しゅわしゅわしないいちご大福を目指します!

いちご大福をしゅわしゅわさせない

まずは、いちご大福を買ってきます。

新しいものでもある程度時間が経過した物でもOKです。

そもそも作り立てかどうかは、作った人しかわからないのです。

 

さっそく買ってきたいちご大福を冷蔵庫にイン!

いちご大福が十分に冷えるくらい保管しておけばOK。

今回は12時間入れてみました。

 

そして、そのいちご大福を食べてみます!

きたーーー!

しゅわしゅわしません!

消費期限を見る限り、しゅわしゅわする頃なのです。

すぱっといちご大福をカットしてみる

ちなみに、実験のためにこのいちご大福を何個買ったことか・・・(汗

水分は多少出ているような気がします。

いちご大福のいちごから水分が出る

二酸化炭素(炭酸)が発生してしゅわしゅわしていた証拠だと言えます。

ところが、食べたらしゅわしゅわしません!

甘くておいしいいちご大福です。

 

 

あなたはいちご大福のしゅわしゅわを感じますか?

しゅわしゅわが嫌いな方は、是非試してみてください。