知っておきたい!人工甘味料は天使か悪魔か?
最近、カロリーオフ食品が多種多様になってきています。
カロリーオフ食品とは、低カロリーの人工甘味料を使用した食品のことです。
しかしながら、低カロリーであるはずのカロリーオフ食品を摂取しているはずなのに、肥満、糖尿病患者は減少していない現実があります。
カロリーオフ食品は身体に良いのか?真実はどうなのでしょう!
よく使われる人工甘味料はどんなものなのか
よく使われる人工甘味料はどんなもの?
アスパムテーム、アセスルファムK、スクラロースが代表的に使われています。
また、キシリトールも有名です。
ステビアも有名ですが、ステビアは植物由来なので、人工甘味料ではありません。
肥満!糖尿病に効果はあるのか
肥満!糖尿病に効果はあるの?
カロリーオフの飲み物とカロリーオフではない飲み物を飲ませ、糖尿病のリスクがどうなるのかという実験を行ったところ、カロリーオフの飲み物の方がリスクが高くなったという報告があります。
また、カロリーオフ食品を摂取しているほど肥満、糖尿病である場合が多いといった報告もみられます。
人工甘味料自体は低カロリーですが、砂糖の何百倍の甘さがあるにも関わらず、血糖値が上昇しないため、余計に甘いものが食べたくなったり、空腹感を感じるようになるといわれています。
こういった点が、カロリーオフ食品が肥満・糖尿病に悪いということにつながっていることは否定できません。
他の問題はあるのか
他に問題はないの?
今現在分かっていることは、普通の甘味料に比べて依存性が高いということです。
また、砂糖の何百倍の甘さがあるので、薄めて使用されていますが、刺激が強いので味覚が鈍麻するのではという懸念もあります。
身体に良いのか、悪いのか
結局、身体に良いのか?悪いのか?
色々な研究論文に記されていることで目につくのは、個人差があるということです。
人工的な甘味料を摂取したときの感受性が個人により異なるため、肥満や糖尿病の方はカロリーオフ食品の摂取を見直す必要があります。
現在、カロリーオフ食品を摂取していても健康状態に問題がなければ心配はありません。
結局人工甘味料は安全か
感受性の問題、摂取量の問題があるので、一概に危険であるとか安全であるとはいえないのです。
単に血糖値を考えれば、カロリーオフ食品は血糖値を上げないことが知られています。
なお、エリスリトールなどは全く血糖値を上げないと有名です。
よって、その他の副作用や健康面の影響を考えた上で、カロリーオフ食品を利用したいものです。
ただ、カロリーオフ食品は、人体の影響が知られていない点も多いので、今現在は過剰摂取は避けるべきといえるのではないでしょうか?
血糖値を上げないために糖質制限しないといけない人にとっては、良いものといえるのです。
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