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ドライブレコーダーの動画では信号が点滅することがある【動画あり】

2020年7月23日

ドライブレコーダーってずいぶん安くなってきて、一般化してきました。

取り付けている方も多くなってきています。

そんな中、ドライブレコーダーの動画では信号が点滅していたり、消えたりしている事があるのです。

これはなぜ起こるのか?

問題ないのか、調べました。

ドライブレコーダーの動画では信号が点滅することがある

ドライブレコーダーでは動画が撮影されていて、その動画を見ることもできます。

信号が点滅している動画をこちらに公開します。

 

 

なぜ信号は点滅してみえるのか?

信号は元々点滅している

LEDの信号機は、もともと点滅しているのです。

それは、周波数と関係しています。

 

東日本では50Hz、西日本では60Hz。

つまり、1秒間に50回、または、60回点滅しているのです。

 

人間の目では、その点滅は確認できません。

あまりに高速な点滅なので、残像が残り連続点灯しているように見えるのです。

 

ドライブレコーダーはコマ撮り

ドライブレコーダーは、連続で撮影しているようで、1秒間の間に20コマとか、30コマとか撮影していません。

アニメのような仕組みです。

アニメが連続で動いて見えるように、ドライブレコーダーの撮影した画像を連続で表示することで動画にしています。

 

ドライブレコーダーは、1秒間に画像を20枚撮影しているもの、30枚、60枚のものが一般的です。

「20fps」、「30fps」、「60fps」と表示します。

 

 

高速で点滅している信号機を、1秒間に20コマ、30コマ、60コマだけ撮影するので、タイミングによっては点滅していたり、全点灯、全消灯、があり得るのです。

ドライブレコーダー

 

安全上問題ないのか

事故などのときに、ドライブレコーダーの動画(画像)がトラブル回避になってくれるのがこの製品の特徴です。

現実と違うものが撮影されていても大丈夫なのか!?

 

「信号が青だから交差点を通過したのに肝心の動画では信号が点滅していた」等の場合問題が起きそうです。

動画を確認して、信号のライトが点灯して見えるものは問題ありません。

そして、点滅している場合は問題ないでしょう。

消灯して見える場合は注意が必要です。

 

全点灯

信号がちゃんと点灯して見えるのだから問題はありません。

人間の目に見えるものと近いものが撮影されています。

 

点滅

信号が点灯しているときと消灯しているときが交互に撮影されています。

本来の信号の点滅よりも消えている時間、点灯している時間が長くなり、点滅が人間の目でも確認できる状態です。

ただ、動画では信号が点滅することはすでにわかっている現象なので、証拠能力が下がるというようなことは無いと言えます。

 

1回分の点滅の差で何かが変わるようなシビアな事象はほとんど起きないでしょう。

信号無視、無視じゃない、としても1回の点滅時間くらいだったら、日頃から安全運転をしていたら問題ないでしょう。

 

消灯

全部消えて見える場合は問題です。

信号の点滅と同調して消えているタイミングで撮影し続けている状態です。

事故が起きたときに、信号が赤だった、青だったというのがわかりません。

 

それほど高いものではありませんので、他の商品に買い替えましょう。

 

高ければいいというわけではない

高級機は、60fpsであることが多いです。

1秒間に60コマ撮影するものです。

信号が60Hzだとしたら、1秒間に60回点灯して、60回消灯して点滅です。

カメラが1秒間に60コマ撮るので、ちょうど消えたときばかり60枚撮影したら、動画としては信号は消灯したものが再生されます。

 

30fpsのカメラは、5000円~1万円くらいで買えるのですが、信号が点灯して見えたり、点滅して見える状態です。

こちらのほうがなにかあった時は有利と考えられます。

 

レビューなどで信号が消灯して見えない物を選ぶようにしましょう。