【意外な常識】ドライクリーニングは石油で洗っている|普通のクリーニングとの使い分けとは
知っている人には常識、知らない人には意外な事実かもしれません。
「ドライクリーニング」とは、水ではなく、石油で洗っています。
なぜ、そんなことをするのか?
普通のクリーニングとはどう違う効果がでるのか?
こちらのページでお知らせします。
ドライクリーニングとは
ドライクリーニングとは、乾燥洗濯(かんそうせんたく)という意味です。
洗剤を溶かした水の代わりに「工業ガソリン」「石油」などの有機溶剤を使って洗濯することを言います。
フランス人の染色業者ジャン・ジョリが発明したのですが、偶然発見した現象からでした。
ランプの油(カンフェン)をテーブルにこぼしたそうです。
この油が、テーブルクロスの模様を消すことを発見したことが始まりとされています。
普通に考えたら、「テーブルクロスを消す不具合」ですが、ここから「生地をきれいにするのに使おう」と思ったところがすごいです^^
実際、マジックなどの汚れは灯油で落ちます。
ただ、臭いがすごい。
家庭ではなかなかできません。
家庭用の「ドライ」と「ドライクリーニング」は違う
家庭用の洗濯機にも「ドライ」と言うのがあります。
家庭用の洗濯機についている「ドライ」は「ドライコース」です。
ドライコースでは、傷みや縮みの原因となる洗う力、水流、脱水の加減などが弱くなるよう自動で設定されています。
大雑把に説明すると、普通のコースは、力任せに汚れが落ちることを優先して洗います。
ドライコースは、おしゃれ着などの服の形を壊さないようにして洗うと言うわけです。
「おしゃれ洗い」とか、「手洗い」、「おうちクリーニング」、「ソフトコース」など各社で呼び名が違います。
本来ドライクリーニングに出すようなものを、家庭の洗濯機で洗えるコースと言う意味なので、お店のドライクリーニングとは全く違います。
家庭用洗濯機には石油やガソリンなど有機溶剤は入れられませんのでご注意ください。
ドライクリーニングと普通のクリーニングの違い
わざわざドライクリーニングがあると言うことは、ドライクリーニングと普通のクリーニングには違いがあると言うことです。
どちらも業務用の洗濯機で洗うことに違いはありません。
落ちる汚れの種類が違う
水と有機溶剤では、落ちる汚れの種類が違います。
油汚れ
排気ガスや化粧品などの油汚れは水で洗っても、水と油の関係で弾いてしまって、汚れは落ちません。
有機溶剤ならば、油と油なので、汚れに染み込んで汚れを落としてくれるのです。
ドライクリーニングに適した洗濯物
油汚れに強いドライクリーニングなので、排気ガスや化粧品汚れが付きやすい、スーツやジャケットなどが適しています。
普通のクリーニングに適した洗濯物
普通のクリーニングは水溶性の汚れに強いので、コーヒーや汗などの汚れが付く、シャツなどはお湯で洗う普通のクリーニングに適しています。
実は洗濯物の種類ではなく、汚れの種類によって普通のクリーニングか、ドライクリーニングかで使い分けるといいのです。
クリーニングのプロであるクリーニング店に持ち込んで相談するのが確実です。
クリーニング店に行くのがめんどくさいとき
クリーニング店ならばきれいにしてくれるのは想像できます。
でも、出しに行って、引き取りに行って・・・実に面倒です。
たまにならばまだいいのですが、服は毎日着るものですので・・・
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それと言うのも、全業界の中でクレーム発生率が一番高いのはクリーニングだと言われています。
そんな中、きれいだと感じた人が94%もいると言うのはかなりすごいです。
クリーニング店に行くのが手間だと思っている場合は強い味方だと言えます。
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