普段あまり考えていなかった鮭ですが、いろいろな種類があるのです。
秋鮭と銀鮭と紅鮭の違いってなんでしょう?
その違いを明確にお知らせします。
秋鮭と銀鮭と紅鮭の違いは、種類の違いです。
「この差って何ですか?」(TBSテレビ系列)でも紹介されていました。
秋鮭とはこんな見た目です。
秋から冬にかけてとれる鮭です。
青や紫色のストライプ模様が特徴です。
主に北海道・東北地方の近海に生息している鮭の種類です。
荒巻鮭もこの種類の鮭で作られています。
実は、正式な名称は「白鮭(シロザケ)」です。
秋にとれるものは秋鮭と呼び、春から夏にとれるものを「トキシラズ」と呼びます。
銀鮭はこんな見た目です。
特徴として黒い斑点があります。
日本ではほとんどとれない魚で、主にチリから輸入されています。
紅鮭の見た目はこんな感じです。
上半分は青みを帯びています。
北太平洋などに生息している鮭です。
シーズンになると赤く染まるので紅鮭と呼ばれているそうです。
切り身を見ても色からして違います。
比べてみると右側の紅鮭の色が明らかに赤いです。
売られている切り身を見てもよくわかります。
紅鮭が飛びぬけて赤いのがわかります。
種類が違う鮭なので、それぞれ適した料理方法があります。
一番油の量が少ない種類の秋鮭は、油やバターを足してもあっさりしているので、フライやホイル焼き、ムニエルが向いています。
秋鮭のホイル焼き
秋鮭のムニエル
3種類の中で最も脂分が多いので、油が身から沁みだすので、煮込み料理や鍋料理などに向いています。
銀鮭のクリームシチュー
鮭ならではの味が一番強いと言えます。
焼き魚が適しています。
紅鮭の焼き魚
おにぎりも鮭の味が一番感じられる、紅鮭が向いています。
鮭のおにぎり