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自転車のライトの目的と注意点

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自転車のライトを買うときに知っておきたいことをまとめました。

価格と人気だけで選んでしまうと思わぬところで落とし穴があるかもしれません。

人気と価格で選ぶ方法

たくさんの人が買った人気商品というのは、それだけ魅力のある商品ということなので、選んでも失敗は少ないと思います。

各ショッピングサイトには「人気」「価格(安い方から選ぶ)」という項目は必ずあるでしょうから、これらの項目は各サイトにお任せしようと思います。

 

明るさは一定以上を選ぶ(ライトの目的の確認)

ライトの明るさは、「明るい」か「暗い」かだけで判断すると期待よりも暗いことがあります。

そこで、ライトには明るさを示す単位があるので、4つお知らせします。

 

光束(単位:lmルーメン)

光の量を表す単位のことで、1秒間に放射される光の総和です。

光源の光の強さと考えてください。

 

分かりやすく部屋の蛍光灯で例えると、蛍光灯の明るさを示す30Wとか60Wとかそのあたりと考えてください。

 

法律を基準に考えると、10m先の障害物が認識できる明るさとなります。(地域によっては5m)

ライト単体で照らしてみると、200ルーメンでも10m先は見えるのですが、実際に自転車に乗ると暗いと感じます。

300~400ルーメンは欲しいところです。

 

光度(単位:cdカンデラ)

ある方向への光の強さを指しています。

ランタンやヘッドライトなどを買うときにも光の強さを表す目安として使われていることが多いです。

光源からでた光の束の量と考えてください。

 

蛍光灯に例えると、部屋の明るさのことです。

 

市街地の場合は、周囲の自動車などに自分の存在を知らせるだけでいいので200cd(カンデラ)以上あればいいでしょう。

10m先の物を照らして障害物が確認できるようにしたいので、400cd以上は欲しいです。

街灯が無いような真っ暗な山間部の場合、1000cd以上は欲しいところです。

 

ライトを買うときは、最低でも400cd以上を選ぶようにしましょう。

 

照度(単位:lxルクス)

照らされる対象の明るさのことです。

蛍光灯の例えだと、机の上がどのくらい明るくなるかということです。

自転車のライトではルクスはほとんど使われません。

 

色温度(単位:Kケルビン)

色の温かさを表す単位です。

赤っぽい色は色温度が低いと表現し、太陽光などの光は色温度が高いと表現し、青っぽい色として表現します。

自転車のライトではほぼ必要としませんが、一応お知らせまで。

 

ライトは、前にある障害物を視認できる必要がある訳ですが、市街地では周囲の自動車や歩行者に自分の存在を知らせるためのものです。

そして、歩行者、自転車、自動車を追い越す場合、前を走っている人などに自分の存在を伝える目的もあります。

そのため、ある程度以上の明るさが必要です。

 

充電式は経済的

ライトはダイナモ(発電機)が付いている物は最近ではほとんど見かけません。

ペダルが重たくなるうえに、音がうるさいので人気がなくなってきたのでしょう。

 

そのため、最近の流行りは電池式です。

ただ、ここで注意が必要なのは、ランニングコストです。

つまり、電池代です。

筆者の経験から電池が持つのは1週間から2週間程度でした。

 

電池代だけで月に100円~500円くらいかかります。

それだったら、少し高くても充電式を選ぶことをおすすめします。

バッテリーが内蔵されていて、USB充電できるものがあります。

 

これを買いました↓

 

安いものだと1000円程度のものあるので、100円ショップのものと比べても結果的に安くなります。

 

固定できるマウント部品が必要

上記の例では100円ショップにも安いライトは売られていますが、100円ショップのものは固定具(マウント部品)がない物がほとんどです。

そう言った意味でも、自転車用のライトを選ぶ方が確実です。

ライトの固定専用のマウントなので、ワンタッチで取り付けられたりして便利なものがあります。

自転車の場合、走ると振動があるのでマウント力が低いと走行中に落としてしまうことがあります。

 

100円ショップでマウント付のライトもあります。

こちらは、ボタン式の電池が付いているのですが、LEDで比較的長持ちします。

 

それでも、ずっと使えるわけではないので、それほど経済的とは言えないでしょう。

さらに、明るさはそれほどではないようです。

あくまでも、市街地での使用で、周囲に自分の存在を伝えるためのものと考えましょう。

 

防水機能もあると便利

自転車での通勤や通学中に雨が降ることもあるでしょう。

そのため、防水機能はないよりもあった方が良いです。

 

防水の程度はIPXXとIPの後の「XX」が2桁の数字で表現されます。

自転車のライトの場合、1桁目の数値が2以上のものが良いでしょう。

ちなみに、数値の意味は以下の様になっています。

 

0・・・保護なし

1・・・垂直の水滴に対応

2・・・垂直から±15度の降雨に対応

3・・・垂直から±60度の降雨に対応

4・・・あらゆる角度からの飛沫に対応

5・・・あらゆる角度からの噴流に対応

6・・・あらゆる角度からの強い噴流に対応

7・・・浸水しても水が入らない

8・・・水中で使用可能

 

販売されているライトを見ると、IPX4以上のものが多いようです。

 

自動点灯機能

周囲の明るさが暗くなると自動で点灯するタイプがあります。

着け忘れがなくなるし、無駄な電気を使わないので経済的です。

4000円くらいの比較的高価なものに付いている機能なので、安いものをお探しの場合は優先順位を低くていい機能だと思います。

 

軽量も機能の一つ

ロードバイクに乗る場合は、1gでも軽くしようと考える方が多いです。

カーボンのライトは見たことがありませんが、アルミニウム製や樹脂製のものは多くあるので、軽いものを選びましょう。

目安として100g以下のものを選べばいいのですが、軽いものだと50gを着るものもあります。

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okuno

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