鳥のエサから大麻を生産することができる!?
大麻と言えば幻覚作用などあり、法律で禁止されています。
当然ながら輸入も禁止されています。
ところが、輸入した種を育てたと言う男が逮捕されました。
そういうことなのでしょうか!?
詳細調べてみました。
事件の全貌
2016年9月京都市山科区の男が麻薬取締法違反(栽培罪)で逮捕されました。
男は「ある方法」で大麻の種を手に入れられる方法を知り、実際に栽培したと言うのです。
入手した種を濡らしたキッチンペーパーで包んで発芽させたと言うことです。
同10月京都地裁で初公判があり、自宅での栽培の様子を述べた。
「ある方法」とは、大麻の種である「麻の実」を手に入れるわけですが、それがホームセンターだと言うのです。
これはどういうことでしょうか!?
麻の実の現状
麻の実は、「ヘンプシード」と呼ばれ健康食品として普通に輸入されています。
通常はスムージーに入れるなどして食べられることが多いようです。
ところが、輸入される際には加熱処理され発芽しないようにされてから輸入されるため、輸入してその種を発芽させることはほぼ不可能です。
厚労省は「正規輸入品は全て検査しており、発芽は考えられない」とコメントしていることから概ね本当なのでしょう。
ただし、これは人間用に限ったことだと言えます。
ペット用はホームセンターなどで売られていますが、人間用に比べて質が落ちます。
それぞれの処置なども人間用と比べると、手抜きの状態が考えられます。
そのペット用の麻の実はホームセンターでも売られていますし、ネット通販でもかなり安く手に入れられます。
通常はハムスターなどが食べるためのエサです。
人間用とペット用の決定的な違いは「質」です。
そのためコストが全く違います。
人間用は安全などにも考慮して、加熱処理もしっかりされています。
一方ペット用は、種自体の質はそんなに良くないです。
加熱処理はされているのですが、十分な加熱がされていないことがあるのです。
ムラがあると言ってもいいでしょう。
ペット用の麻の実はたくさん入っていますので、それらをまとめて湿らせたキッチンペーパーで包み、発芽温度に保てば発芽することがあるのです。
ちなみに、実験することは法律に違反していますので、試さないようにされてください。
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