【解決】スマホのWifiがつながりにくい(安定しない)ときにできる3つの方法
家のネットが光などで安定しているとします。
それでもスマホがつながりにくいときがある場合、意外なところに問題があるのかもしれません。
確認方法と対策をお知らせします。
基本的なことを事前にチェック
■ネットにつながっているか
そもそも家のネットがちゃんとつながっているかは事前にご確認ください。
元がつながっていないときは、Wifiがつながるわけがないのです。
お使いのプロバイダの障害情報・メンテナンス情報を確認すればOKです。
■モデムやwifiルーターが正常稼働しているか
モデムやWifiルーター(無線LAN)が正常稼働しているかもチェックしておきましょう。
ここで止まっていたら、絶対につながりません。
ランプが緑だったら大体の機種でOKです。
オレンジでOKの物もありますが、NGのものもあるのでマニュアルをチェックしてください。
機種名か型式で検索すればマニュアルが出てきます。
電波を邪魔しているものがないかチェックする
自分の家のWifi(無線LAN)が複数ある場合は、どちらを使ったらいいのかも目に見えないので分かりにくいです。
Wifiも家の中には自分の家の物だけとは限りません。
隣の家の電波の方が強くて、そちらにつなごうと試みているのでスマホのWifiがつながりにくいとか、ちょいちょい切れているとかそういうことも考えられるのです。
まずは、スマホのアプリを使って電波を視覚化してみましょう。
「Wifi Analyzer」というアプリがあります。(Android用)
電波を視覚化できます。
白い矢印が自宅にあるWifiです。
なんやかんやで3つあります。
これを見ると、rakuten CASAが一番電波が強いみたい。
意外でした。
家の中で一番弱い電波は、リビングにある無線LANからの電波です。
2番目のやつは中継器の電波です。
rakuten CASAの方が電波が強いと言うのは意外な結果です。
でも、視覚化できるのではっきりします。
rakuten CASAは、-41dBmくらい。
ちなみに、2.4GHZと5GHZでそれぞれ結果が出るので、両方やってみた方が良いです。
周波数が上に出ていて、そのあたりをタップすると詳細が出るようになっています。
リアルタイムに反映されるみたいなので、電波の安定度も見て取れます。
上手のオレンジはリビングの無線LANで黄色が中継器の電波です。
右上の方にrakuten CASAが出るのですが、周波数が違うみたいです。
(家のWifi5170HZくらい、rakuten CASA5710HZくらい)
そして、強くなったり、弱くなったりしているので、家のWifiにつないだ方が安定してつながることが分かりました。
中継器の電波は、-55dBmくらい。
Wifiの電波はの数値はゼロに近い程、強いらしい。
-30dBm - 優良 - 実現可能な最高の状態
-50dBm - 非常に良好 - 何をつなぐにも良い
-65dBm - 良好 - スマホ、タブレットに最適
-70dBm - 良 - ネットにつながる閾値レベル、メール位なら送受信できる
-80dBm - 悪い - つながらない
-90dBm - 非常に悪い - ほとんどなにもできない
-100dBm - 最悪 - ノイズとほとんど変わらない
これでみると、筆者の部屋の環境では、2.4GHZにつないだ方が電波は強いみたいです。
これにより、どのWifiにつなげば安定していて、電波が強いのか分かります。
スマホの設定で、一番強いヤツだけを選んで、他は削除することで電波がふらふら浮気せずに安定するかもしれません。
電波が弱いときは中継器を使う
上記のテストで電波が弱いと分かった場合、アンテナに近づくか、アンテナに近づいてもらうかになります。
どちらも現実的じゃないので、中継器を入れます。
Amazonで一番安かった中継器。
2000円位で設置できます。
これまでは、こんなだった。
(インターネット)-(モデム)-(無線LAN)三 三(スマホ)
中継器を入れるとこんな。
(インターネット)-(モデム)-(無線LAN)三 三(中継器)三 三(スマホ)
中継器はその位置の電波を拾って、スマホなどをつなげてくれるので電波が強くなります。
手元の環境では-72dBm(ネットにつながるぎりぎり)から-55dBm(何をつなぐにも良好)になっています。
中継器がなければ、ぎりぎりつながるくらいなので、電波の調子次第ではちょいちょい切れる環境でした。
(電波は一様ではないので、多少の強弱はある)
Wifiのチャンネルを固定する
Wifiの機器(無線LAN)はチャンネルが自動で切り替わるようになっています。
特に、2.4GHZの方は、13チャンネルから自動で選定されているのですが、近所に同じチャンネルがあれば違うチャンネルに切り替えてくれていたりします。
これが逆に悪い方に働いて、チャンネルが変わるたびにWifiが切れてしまう可能性があります。
そんな時は、空いてそうなチャンネルに決め打ちすることで安定してきます。
おまけ
無線LAN親機も中継器もアンテナなので、指向性(決まった方向に強い)がありそうですが、四方八方から測定してみてもそれほど違いはありませんでした。
筆者の家の環境では、親機にはアンテナが付いていて、方向を変えられるのですが、アンテナを動かしても劇的に変わることなく全方位良い状態でした。
電子レンジが良くないと言う話もありますが、電子レンジ稼働前、稼働中で電波の違いはほとんどみられず、そんなに影響はないようです。
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