東京オリンピックのプールは50mじゃない!いいのこれ!?
2020年東京オリンピックなど国際的な競技で使うプールは普通50mです。
50mプールと呼ばれていますが、実は正確には50mではないんです!
緻密さと正確さが売りの日本人なのになぜ!?
東京オリンピックで使われる東京辰巳国際水泳場などでのプールは、50m2cmと規定の50mよりも2cm長いのです!
実は、スタートとゴールにはタッチパネルを埋め込むそうです。
そのパネルの厚さが1cm。
パネルを埋め込んだ状態で、50mピッタリになるようにプールの設計は50m2cmになっていると言うのです。
50m1cmじゃないのか
タッチパネルの厚さが1cmならば、「50m1cmじゃないのか!?」と思われるかもしれませんが、プールにはスタートとゴールがあります。
そのため、タッチパネル2枚分の2cmを考慮して、50m2cmとなっているのです。
ルール違反にならないの?
そんな勝手に伸ばしたり、縮めていいのでしょうか!?
もちろん、国際水泳連盟の承認をきちんと得ているのです。
オリンピックプールの仕様は以下です。
長さ:50m
幅:25m
深さ:最低2m(3m推奨)
レーン数:10レーン
レーンの幅:2.5m
水温:25度~28度
明るさ:最低1500ルクス
設計をされている方はお気づきかもしれませんが、誤差の指示はないみたいです。
つまり、プールの長さは50m1cmでも50m2cmでも概ね50mならばOKと言うことになりますね。
でも、そこは日本人。
タッチパネルの厚さまで考慮してピッタリ50mとなるようにしているそうです。
ちなみに、国際大会で使える50mプールは日本に10か所しかないのです。
なぜ、タッチパネルが必要なのか
水泳のスタートは飛び込み。ゴールはストップウォッチでいいじゃない!?
昔はそうだったのですが、いまでは0.1秒や0.01秒を争う世界。
人の手でストップウォッチではそこまでは正確に測定できないのです。
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