【パンケーキの真実】パンケーキとホットケーキの違い
近年ブームが続いているパンケーキ。
ふと、思うことがあります「パンケーキ」と「ホットケーキ」って何が違うんだろう?
砂糖を使っている説、厚さ説、材料説、作り方説、色々あるみたいです。
ここで決着をつけておきたいと思います。
ホットケーキは昔からあるのでイメージが付きやすい。
逆にパンケーキはなんだかイメージが付きにくい。
まずは、巷のイメージをまとめてみました。
あなたのイメージと違いがあるか確認してみてください。
パンケーキについての巷のイメージ
薄いのも
甘いもの
フルーツを使っている
インスタ映えがいい
などなど、色々です。
でも、考えてみたら、ホットケーキとの違いと言うには決め手に欠けますよね。
ホットケーキもパンケーキもプレーンの物もありますし。
パンケーキとホットケーキの違い
パンケーキとホットケーキは同じものです。
実は定義がありません。
言葉の方面から調べてみると、「パンケーキ」とは、フライパンで焼いたケーキの総称、でした。
ホットケーキはもちろん、クレープなど色々を含みそうです。
英語圏で広い範囲で「パンケーキ」と呼ばれているみたいです。
英語圏でも特にアメリカで「ホットケーキ」と呼ばれているみたいです。
各社の判断
各社は、独自解釈でパンケーキとホットケーキを分けているようです。
森永
ホットケーキミックスと言ったら森永でしょう^^
森永の定義は以下です。
パンケーキ・・・小麦粉、卵、牛乳、砂糖などを混ぜて、フライパンなどで円形に焼いたもの。
ホットケーキ・・・甘くて、厚みのあるものをホットケーキ
パンケーキの定義を材料と形状にしているのですが、ホットケーキの定義は、味と厚さにしているので、小麦粉、卵、牛乳、砂糖をまぜて、フライパンで円形に、そして、厚く焼いたものは、パンケーキであり、ホットケーキになってしまいます。
ホットケーキのイメージ?
日清
粉物は日清が最強です。
日清の判断は特に発表していないようでしたので、材料を見てみます。
パンケーキ・・・小麦粉、米粉、砂糖、ぶどう糖、植物油脂、食塩、バター風調味料、卵白粉/ベーキングパウダー、加工でん粉、乳化剤、香料、クチナシ色素、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆を含む)
ホットケーキ・・・小麦粉、砂糖、ぶどう糖、植物油脂、食塩、卵白粉、ベーキングパウダー、加工でん粉、乳化剤、香料、増粘多糖類、クチナシ色素、(原材料の一部に乳成分、大豆を含む)
材料の多くは、共通ですが、パンケーキの方には米粉が使われています。
もちもちになるでしょうね。
バター風味調味料も使われています。
ホットケーキにはバターを付けて食べるイメージがあるので、食べるときは同じになりそうです。
九州パンケーキ
人気急上昇中の「九州パンケーキ」についても見てみましょう。
九州パンケーキは、粉しか売っていないのですが、この粉を使うとおいしいパンケーキができるんです!
不思議です。
一度使ったら、また使いたくなる不思議な粉です^^
九州パンケーキは、ホットケーキを出していませんでした。
しょうがないので、材料を見てみます。
パンケーキ・・・麦粉、砂糖(サトウキビ原料)、米粉(黒米、赤米、うるち米)、もちきび、発芽玄米、胚芽押し麦、食塩、膨張剤 (原材料の一部に卵、乳を含む
他の会社と違って、ほとんど添加物が入っていませんね。
その代わり、粉が数種類入っています。
米粉や麦芽玄米が入っています。
まとめ
言葉で追いかけると、パンケーキとホットケーキは同じもの。
英語圏の広い範囲で「パンケーキ」と呼ばれていて、アメリカで「ホットケーキ」と呼ばれています。
粉各社としては、ホットケーキはどちらかと言うと甘いものとして考えているようです。
パンケーキはそれ自体甘いのではなく、添えたもので味を調整することを考えているように見受けられます。
甘くなくて、食事としても食べられるようにしているのかもしれません。
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