アメリカ産の100g187円の安肉を極上ステーキに仕上げます!
お金はかけられないけれど、手間をかけたら柔らかくなるのか実験!!
アメリカ産牛は筋が多くて硬い印象です。
ただ、その分安い!
安い肉はスーパーでも手に入ります。
ネットなどの情報では、まだテレがあるのか、かなり良い肉を使って柔らかく焼く方法が公開されています。
ここでは、本当に安い肉で柔らかくなるかトライしてみます。
いくらくらいかと言うと、100g187円。
肉全体で297円ですよ^^
もはや豚肉に近い価格帯です。
厚みだけは1.5センチあります。
方針としては以下の2つです。
低温調理は、牛肉をじゅうじゅう焼くのではなく、長時間50℃くらいで加熱し続けて、肉を固くせずに熱を入れる方法です。
シャリアピンステーキは、簡単に言うと、玉ねぎのみじん切りに付けることで肉を柔らかくする方法です。
玉ねぎのみじん切りを作って牛肉を1時間埋める。
↓
1時間経過したところで牛肉を袋に入れて50℃のお湯で1時間つける。
↓
片面30秒ずつ、両面で1分焼く。
牛肉100g187円。
297円で牛肉って買えるんだ^^
玉ねぎ
大きいの1個でいいのですが、まとめて100円だったので小さいやつを準備。
玉ねぎ(小)は2個みじん切りにしましたが、実際は3個必要でした。
たっぷりあっていいでしょう。
2つに切って、皮をむきます。
あとはみじん切り。
こんなです。
小さくなったけれど、後で考えたら、もっとみじんに切った方がよかったかも。
パックの底に玉ねぎのみじん切りを敷きます。
ここに肉を置きます。
残りの玉ねぎを上からかぶせるように置きます。
ここで玉ねぎが足りないと思い、1個追加でみじん切りしました(汗
パックのラップを戻して1時間放置。
冷蔵庫で保管してもOK。
ここから低温料理の手順です。
玉ねぎはできるだけ牛肉に接触させておきたいので、ビニールに玉ねぎごと移します。
出来るだけ空気を抜いて口を縛ります。
これを50℃のお湯に入れておくのですが、温度計がないので、ぐらぐらに沸いた100℃のお湯に同量の水を入れて、指が入れられるかどうかの熱いお湯を準備します。
50℃のお湯の準備ができたら、玉ねぎまみれの肉を鍋に投入!
ビニールには空気が入っているので、お湯に浮きます。
ふたをして、時々火を入れて、50℃を保つようにします。
1時間じっくり加熱。
肉を取り出してみます。
結構柔らかくなっています。
脂肪や筋の部分が崩れつつあります。
持ち上げてみると、肉の重みだけでちぎれていきます。
形を保っていられない肉ってすごいです。
フライパンで玉ねぎを炒めます。
軽く塩コショウしました。
とりあえず、火が入ればOKで、透明になってきたら取り出します。
きつね色までやったら水分が出過ぎていて炒めすぎ。
玉ねぎは火が入ったら十分あまいので。
いよいよ肉を焼きます。
片面30秒ずつ焼きます。
30秒でみるみる小さくなっていきますね(汗
裏返したら、まあまあ焼けています。
30秒で割と焼けるものです。
牛肉を皿に乗せて5分程度置いておきます。
すぐに切ると、肉汁が飛び出るのだとか。
肉汁は旨みなので、飛び出ると言うことは、旨みを逃がしていると言うことになります。
肉汁が出るのは口の中がベスト。
その間に、再びフライパンに玉ねぎを入れて炒めます。
それをステーキにかけます。
人によっては片栗粉でとろみをつけて、ソースらしくする人もいるようです。
低温加熱シャリアピンステーキです。
切ってみると、断面は赤いです。
焼けてないかと思いきや、味は活性化しているのです。
逆に言うと、白くなるほど焼いたら温度が高すぎて、肉は固くなると言うことです。
低温調理だと、肉が固くならないです。
ただ、見た目に焼けているように見えた方が受けがよさそうだし、焼き目は食欲をそそります。
だから30秒だけ焼きました^^
玉ねぎと一緒に食べると、玉ねぎの甘みを加わって、甘い。
肉は十分柔らかかったのですが、玉ねぎに付けるのは半日~1日くらい付ける方がいいみたい。
更に柔らかくすることができそうです。