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会社名義の自動車を個人へ【車両名義変更手続き】法人→個人|自分で手続きする

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会社経営者が、会社の自動車を個人のものにするには「車両変更手続き」が必要です。

これをしないと、毎年自動車税が会社に行ってしまいます。

色々と不都合なことが出てきますので、具体的にどんな事が起こるのかお知らせします。

また、自分で名義変更をするときのことを具体的に実レビューをもとにお知らせします。

 

 

車両名義変更手続きをしないときの不都合とは

名義が会社のままで、個人で自動車に乗っていたとします。

会社が休業、解散している場合などは、会社が稼働していない場合でも、税金が行きます。

 

会社は倒産の手続きをしていない限り、全く活動していなくても市民税や区民税など払う必要な税金が発生します。

ここは税務署に全く活動していないことを説明したら、免除してくれるという話もありますが・・・

何にしろ、税金が発生して、会社が払わないようなことがあったら、個人で乗っているつもりでも自動車が差し押さえられてしまう可能性があるのです。

 

車両名義変更手続きは自分でできる

行政書士さんに依頼すると、3万円くらいかかる費用。

自分で手続きしたらコミコミ1,000円~2,000円くらいです。

手間はかかっても、コストは安いです。

 

問題は、色々なところで出てくる言葉が難しいこと。

実際にやってみて、分かりやすくお知らせします。

 

必要な書類

必要な書類は、意外なほどたくさんあります。

そして、どのサイトを見ても、何かの用紙に書かれている順番で書いてあるので、簡単に手に入る書類と、手に入れるのが難しい書類が混ぜこぜです。

手に入りやすいものは、今日自分で書けばすぐ準備できるのです。

難しいものは、役所に行かないと手に入らない。

 

この入手が手間な書類を1番目に準備しようと思ったら、すぐに心が折れてしまいます。

一方で、最初の方は簡単なので、8割の書類を準備してしまったら、あと1つとか、2つなので、頑張れそうです。

乗り掛かった舟なので、途中でやめると無念が残りますので、人はちゃんとやり遂げるのです。

 

書類の準備と手続きに必要な時間

書類の準備と手続きのために役所に行ったりするのに必要な時間は、概ね1日で完了します。

全くゼロの状態から1日くらいです。

3万円かかるところ、2,000円で完了するのならば、1日くらいなら使ってもいいと思いませんか?

 

必要な書類

いよいよ必要な書類についてです。

すぐに手に入る書類と、手続きしないと手に入らない書類に分けて考えたいともいます。

 

法人名義の普通自動車を個人(代表取締役と同一人物)名義に変更するときに必要な書類です。

すぐに手に入る書類

比較的簡単に手に入る書類はこちら。

今日準備しようと思ったら、今日準備できるので、すぐにトライしてみてください。

旧所有者
  • 自動車検査証(=車検証:自動車に乗っているはず)
  • 取締役会議事録(フォーマットなし:手書きOK)

 

新所有者
  • 自動車保管場所証明書(要するに「車庫証明書」:「会社代表=自分」の場合不要)
  • 譲渡証明書(フォーマットありダウンロード可:手書きOK)
  • (委任状)(フォーマットなし:手書きOK:自分で手続きをするときは要らない)

 

手間がかかる書類

どこからしら役所に行ったりしないと手に入らない書類はこちら。

旧所有者
  • 印鑑証明書(450円、法務局)

 

新所有者
  • 印鑑証明書(300円、区役所)
  • 手数料納付書(運輸支局で入手)
  • 登録印紙(500円、運輸支局で購入)
  • 申請書(運輸支局で購入)
  • 自動車税・自動車取得税申告書(運輸支局で入手)

 

実に10~11種類も書類が必要なのです!

これだけ見たら大体が折れます。

「手続きは大変」と言っている人のほとんどはこれが原因だと思っています。

 

ところが、4~5種類(実に半分)は、既に手元にあるか、手書きですぐに完成する程度の書類なのです。

行くべき役所は、3か所。

区役所法務局運運輸支局、です。

問題は、区役所、法務局、運輸支局、は平日しか開いていません。

会社勤めの方は有給取るしかないですね。

 

■めんどくさいと思ったら・・・

いっそのこと売ってしまってお金にするのも一つの手です。

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自動車検査証

「自動車検査証」は、自動車を購入した時にこんなのをもらったと思います。

 

この中に入っています。

こんなやつです。

持って行けば良いだけなので、既に持っているものの一つです。

 

自動車保管場所証明書

「自動車保管場所証明書」名前は難しいですが、要するに「車庫証」です。

これも先の青いバインダー(?)に入っているでしょう。

これもすでに持っているので、あるのを確認したら終わりです。

 

区役所で印鑑証明書取得

実際に区役所に行って、印鑑証明書を取得してて来ました。

 

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法務局で印鑑証明書取得

実際に法務局に行って、印鑑証明書を取得してて来ました。

 

印鑑証明書取得の詳細はこちら。

個人の印鑑証明は「区役所」ですが、法人の印鑑証明を取ろうと思ったら「法務局」です。経営者だったら当たり前と思われがちですが、実作業は税理士さんや行政書士さんが行っていたりするので、意外と知られていません。車両名義変更をする上では、印鑑証明が必要です。法務局に行って、印鑑証明を取るとはどようななところで、どんな手続きをするのかお知らせします。  法人の印鑑証明は法務局が発行個人の印鑑証明は、区役所で発行していますが、法人の場合は、法務局が発行しています。区役所に比べて、法務局はあまり馴…
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運輸支局で申請

それぞれそろえた書類を、名義変更の担当部署「運輸支局」に申請。

運輸支局でしか手に入らない特別な書類もありました。

しかも、実際に行かないと分からないこともあったので、ご確認ください。

 

申請から実際に車検証を手に入れるまではこちら。

色々な書類を準備して、実際に名義変更(正式には「移転登録」)の手続きをしてきました。通常は、行政書士とか、中古車の販売店さんに名義変更を依頼するかもしれませんが、自分で手続きは可能です。このページでは、実際に手続きをした様子をお知らせします。実際に行ってみないと分からないこともお知らせしています。これから手続きを考えておられる方の参考になれば幸いです。  名義変更の担当部署自動車の名義変更となると、どこに行ったらいいのかよくわかりませんよね。自動車の名義変更なんて、個人の場合早々馴染…
【車両名義変更】陸運支局での実際の移転登録(名義変更)手続き【画像あり】 – 日常の裏技・スゴ技・常識・非常識・豆知識・裏情報・雑学

 

まとめ

法人名義の自動車を個人名義にするときに必要な書類は11種類もある。

しかし、5種類はすでに持っているか、すぐに準備できるもの。

行くべき役所は、区役所、法務局、運輸支局。

費用は、1,000円~2,000円(個人の印鑑証明300円、法人の印鑑証明450円、名義変更500円、合計1,250円)くらい。

頑張れば1日で全ての手続きが終わる。

 

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