アク抜きが必要な野菜とアク抜きが要らない野菜の違い
アク抜きが必要な野菜ってありますよね。
そもそもアク抜きってなぜ必要なのでしょう?
アク抜きをするとどうなるのか?
アク抜きが必要な野菜と要らない野菜の違いってなにか!?
アク抜きが必要な野菜とアク抜きが要らない野菜とは
アク抜きが必要な野菜とアク抜きが要らない野菜を見てみましょう。
アク抜きは味や見た目を損なわないようにするためのものですが、アク抜きが必要、不要の判断はどこでしょうか!?
アク抜きが必要な野菜
ほうれん草はアク抜きが必要。
たけのこはアク抜きが必要。
ごぼうもアク抜きが必要な野菜。
アク抜きが要らない野菜
小松菜はアク抜きは要らない野菜。
きゃべつもアク抜きは要りません。
白菜もアク抜きは要りません。
葉物、根の物で分かれているわけでもないようですし、アク抜きが必要な野菜に共通点は見られません。
そして、アク抜きが要らない野菜にも共通点は見つからないようです。
そもそも「アク」とは
そもそも「アク」とはなんでしょうか。
白澤抗加齢医学研究所 所長の白澤卓二氏によると、アクと言うのは苦み、えぐみ、渋味のことです。
この成分の中に、人体に害があるものが存在するのです。
つまり、味の問題だけではなく、食べると病気になってしまうものがあると言うことです。
別の角度から言うと、アク抜きが必要な野菜とアク抜きが要らない野菜の違いは、そのまま食べたら人体に害があるか、ないかの差と言うことです。
具体的にはどんな害があるのか
ほうれん草には、しゅう酸と言う成分があり、人体に害があります。
そして、このしゅう酸がアクとなっているのです。
そのままのほうれん草を大量に摂取すると、しゅう酸とカルシウムが結合して、「しゅう酸カルシウム」となります。
これが尿管にたまると、尿路結石になってしまうのです。
※尿路結石(にょうろけっせき)・・・尿道だけでなく、尿路系全般にできる石のこと
⇒ ウィキペディア
※大量に摂取したときに限る。
※ほうれん草には鉄分、βカロテンなど体に有益な成分もあります。
たけのこや春菊にもしゅう酸が含まれます。
有益なアクもある
アクとは人体に害があるものをいいますが、悪いものばかりとは限りません。
例えば、ごぼうの中にはクロロゲン酸と言うポリフェノールが含まれています。
クロロゲン酸は、ごぼうの苦み成分であり、切ったらごぼうを黒くさせる成分です。
このアクは、人間の老化を防止する効果があります。
このように、たまには人体に有益なものもあります。
ただし、食べると苦いので、摂取の方法には工夫が必要です。
一番簡単なのは、サプリメントで摂取する方法です。
コーヒーとして飲む方法もあります。
こちらの方が習慣化しやすいと言えますので、ご自身に合った方法で積極的に取り入れていくとよいでしょう。
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