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あんぱんは見ただけで「こしあん」か「つぶあん」かわかる方法があった!

2018年5月17日

菓子パンの代表、「あんぱん」ですが、新しいお店で買うときなど、「つぶあん」か「こしあん」か一目でわかる方法があるのです!

ここで見ておき、今日から役に立ててください。

 

中身を見分けるポイント

あんぱんを見ただけで、「こしあん」「つぶあん」を見分けるポイントは、上に何が乗っているかです。

あんぱん(こしあん)

こしあんのあんぱんには、上に「けしの実」が乗っています。

つぶあんのあんぱんの上には、「ごま」が乗っています。

あんぱん(つぶあん)

 

ごまとけしの実では、ごまのほうが粒が大きいので、「粒があるつぶあんがごま」と覚えたら覚えやすいかもしれません。

全てのメーカーがこのルールというわけではありませんし、国などのルールで決まっているわけではありませんので、例外もありますが、基本的にこのようになっているようです。

 

「ごまが乗っているとつぶあん」覚えていると便利かもです。

ちなみに、つぶあんとは、小豆の粒が残っているあんこです。

 

こしあんとは、小豆のつぶをつぶしてこしてある餡です。

 

なぜけしの実がのっているのか?

あんぱんになぜけしの実が乗っているかを考えるとき、あんぱんの起源を知る必要があります。

あんぱんは、1874年木村屋が銀座で出品したことが起源です。

 

従来饅頭の皮でくるんでいたあんこを、パンに置き換えて作ったのがあんぱんです。

あんぱんは日本で考案された、日本料理なのです。

 

この初めて売られたあんぱんには、けしの実が乗せられていました。

つまりこしあんだったのです。

風味がよかったからという説と、西洋風に見せようとしたという説、色々ありますが理由はもうわかりません。

 

ただ、最初に作ったあんぱんがそうだったので「あんぱんとは上にけしの実が乗っているもの」というイメージが付いたのだと思われます。

そのため、ほかのお店が真似してあんぱんを作るときも、上にはけしの実を乗せていました。

 

月日が流れ、あんぱんにもバリエーションが出てきました。

その一つが「つぶあん」のあんぱんです。

つぶあんのものは、こしあんと見分けがつくように、けしの実ではない他のものを乗せるようになったのだと思われます。

その時に、ごまが選ばれ、つぶあんのあんぱんには、ごまが乗せられるようになりました。

 

あなたは、つぶあんとこしあん、どちらが好きですか?

 

ここで問題です。

このあんぱんには何が入っているでしょう?

フジパンの「大福みたいなホイップあんぱん」です。

大福みたいなホイップあんぱん

 

さっそくあんぱんを見てみましょう。

ホイップあんぱん

まず、あんぱんが白いです!

しかも、上にはケシの実も、ゴマも乗っていません(汗

 

これまでの法則で行くと、「こしあん」でも「つぶあん」でもないということになりますが・・・

ホイップあんぱんの断面

大福みたいなホイップあんぱんの断面です!

ホイップクリームと・・・小倉あんです!

 

小倉あんのホイップあんぱん

たっぷりのホイップクリームと、小倉あんが入っています。

小倉あんとは、「つぶあん」や「こしあん」に蜜で煮て漬けた大納言を加えたものです。

 

つぶあんでも、こしあんでも、どちらでもないので、ケシの実もごまも乗っていないのかもしれません。