【モバイルバッテリーのチェックポイント】モバイルバッテリーを買う時に見るべきところ
便利なモバイルバッテリー。
iPhone、スマホを持っていたら、必須です。
新しいモバイルバッテリーをを買う時にチェックすべきポイントをまとめました。
バッテリー容量
モバイルバッテリーを選ぶときは、まずは何といっても「バッテリー容量」を見る必要があります。
バッテリー容量は、「mAh(ミリアンペアアワー)」で表されています。
A(アンペア)は、電流の単位です。
mA(ミリアンペア)は、1/1000にした単位。
mAh(ミリアンペアアワー)は、「1時間mAの電流を流すことができる能力がある」と言うことです。
簡単に言うと、「どれだけ電気が詰め込めるか」と言う量だと思っていいです。
そうなると、容量は大きい方が良いように思いますが、容量が大きくなると、重たくなります。
そして大きく、嵩張ります。
自分にとっての「ちょうどいい」があると言うことになります。
容量としては、大きなもので、20,000mAhくらいまではあるみたいです。
充電効率
最近のiPhone、スマホは内蔵電池の容量が大きくなってきました。
以下に電池容量をお知らせします。
機種 | バッテリー容量 |
iPhone6 | 1,810mAh |
iPhone6S | 1,715mAh |
iPhone7 | 1,960mAh |
iphone8 | 1,821mAh |
iPhoneX | 2,716mAh |
iPhone6Plus | 2,915mAh |
iPhone6SPlus | 2,750mAh |
iPhone7Plus | 2,900mAh |
iPhone8Plus | 2,691mAh |
Android | 3,000mAh前後 |
ちなみに、Appleは各機のバッテリー容量を公開していません。
WEBなどの分解レビューでの情報を元にしています。
大体ですが、iPhoneは2,000mAhくらいです。
Plusの大きな画面の物は3,000mAhくらいです。
最近のAndroid機はどれも3,000mAhくらいで、それ以上のものも出てきました。
仮にモバイルバッテリーの電池容量が、3,000mAhだったとします。
モバイルバッテリーの容量が、10,000mAhだったら、10,000mAh/3,000mAhで3.3回充電できる・・・と思いがちです。
ところが、そうは行きません。
その原因が「充電効率」です。
例えば、「充電効率が80%」だとしたら、10,000mAhのモバイルバッテリーでも、10,000mAh×80%=8,000mAhしか充電に使えないのです。
残りは、充電の過程で他に使われてしまうのです。
これが結構な曲者で、仕様表などにも公開になっていません。
「○○を約〇回充電できる」と言うような記述があります。
バッテリー容量と充電できる回数から予想するしかないのです。
重さ
モバイルバッテリーは容量が多くなればなるほど、重たくなります。
要するに電池がたくさん入っているのだと思ったらイメージが付くと思います。
画像の物は、2000mAhの電池みたいです。
大きさ
モバイルバッテリーには、中身に電池が使われています。
ニッケル水素電池だったり、リチウムイオン電池だったり、リチウムポリマー電池だったり、種類は色々です。
昔は、ニッケル水素電池が多かったのですが、自然放電が多くて、せっかく充電しても2日~3日で放電してしまうので、最近ではモバイルバッテリーには使われません。
リチウムイオン電池は、いわゆる「電池」の形をしているので、円筒形の物が多いです。
薄い電池を作ることは難しいです。
一方、リチウムポリマー電池は、薄くて四角い電池なので、大きさや薄いものがあります。
形
中身の電池の種類によって、モバイルバッテリーの形状が変わってきます。
「薄型」とか「軽量」とか言われているのは、おそらくリチウムポリマー電池が使われていると思われます。
小さくて厚みがあるものは、リチウムイオン電池が使われていると思われます。
電池の形状を生かしたモバイルバッテリーも存在します。
円筒形だと転がるので、邪魔だと思っていたけれど、実際使ってみると、カバンの小さな隙間に入るので、邪魔にならないのです。
電圧
モバイルバッテリーの多くは、5Vです。
携帯やスマホ、iPhoneも5Vで充電できます。
モバイルバッテリーではほとんどが5Vです。
iPhoneは、電圧が5Vを割るとエラーが出て充電できない仕様です。
電流
モバイルバッテリーには、「0.5A」「1A」とか「2A」とか、電流値が書かれています。
iPhoneを充電するには1A必要です。
急速充電には2Aが必要です。
0.5Aは500mAと書かれていることもあり、2Aは2.1Aと書かれていたり素人には分かりにくくなっています。
1Aとか2Aとか書かれていますが、iPhoneやスマホを充電するときは、端末の方で抵抗値をコントロールしているので、アンペア数は充電開始と、充電完了時では変わります。
充電を始めたころは早く充電されて、いっぱいになる前は少しづつ充電されるようになっているのです。
端子の数
モバイルバッテリーには、充電用(配電、充電(OUT))のUSB端子があります。
この端子の数で、同時にいくつまで充電できるかが変わります。
もちろん、1口を2つ、3つに分岐することはできます。
しかし、分けすぎると、電流や電圧が下がり充電自体出来ないことがあります。
端子の種類
USBには端子の種類がいくつかあります。
USB type-A(メス)・・・モバイルバッテリーから電気を取り出すときのUSB端子はこれです。
四角い形状の端子で、他と比べて大きいです。
USB type-B(メス)・・・モバイルバッテリーを充電(給電、充電(IN))するときのUSB端子はこれです。
USB type-C(メス)・・・モバイルバッテリーを充電(給電、充電(IN))するときのUSB端子はこれです。
あまり見慣れないですが、コネクターに表と裏が無く、どちらでもさせます。
新しいAndroidスマホに付いている端子で、今後増えていくと思われます。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません