よく読んで頂いている人気の記事はこちら

よく読んで頂いている記事をラインナップしました。

【モバイルバッテリーのチェックポイント】モバイルバッテリーを買う時に見るべきところ

2020年5月16日

便利なモバイルバッテリー。

iPhone、スマホを持っていたら、必須です。

新しいモバイルバッテリーをを買う時にチェックすべきポイントをまとめました。

 

 

バッテリー容量

モバイルバッテリーを選ぶときは、まずは何といっても「バッテリー容量」を見る必要があります。

モバイルバッテリーの容量

 

バッテリー容量は、「mAh(ミリアンペアアワー)」で表されています。

A(アンペア)は、電流の単位です。

mA(ミリアンペア)は、1/1000にした単位。

mAh(ミリアンペアアワー)は、「1時間mAの電流を流すことができる能力がある」と言うことです。

 

簡単に言うと、「どれだけ電気が詰め込めるか」と言う量だと思っていいです。

そうなると、容量は大きい方が良いように思いますが、容量が大きくなると、重たくなります。

そして大きく、嵩張ります。

自分にとっての「ちょうどいい」があると言うことになります。

容量としては、大きなもので、20,000mAhくらいまではあるみたいです。

 

充電効率

最近のiPhone、スマホは内蔵電池の容量が大きくなってきました。

以下に電池容量をお知らせします。

機種バッテリー容量
iPhone61,810mAh
iPhone6S1,715mAh
iPhone71,960mAh
iphone81,821mAh
iPhoneX2,716mAh
iPhone6Plus2,915mAh
iPhone6SPlus2,750mAh
iPhone7Plus2,900mAh
iPhone8Plus2,691mAh
Android3,000mAh前後

 

ちなみに、Appleは各機のバッテリー容量を公開していません。

WEBなどの分解レビューでの情報を元にしています。

 

大体ですが、iPhoneは2,000mAhくらいです。

Plusの大きな画面の物は3,000mAhくらいです。

最近のAndroid機はどれも3,000mAhくらいで、それ以上のものも出てきました。

 

仮にモバイルバッテリーの電池容量が、3,000mAhだったとします。

モバイルバッテリーの容量が、10,000mAhだったら、10,000mAh/3,000mAhで3.3回充電できる・・・と思いがちです。

 

ところが、そうは行きません。

その原因が「充電効率」です。

 

例えば、「充電効率が80%」だとしたら、10,000mAhのモバイルバッテリーでも、10,000mAh×80%=8,000mAhしか充電に使えないのです。

残りは、充電の過程で他に使われてしまうのです。

これが結構な曲者で、仕様表などにも公開になっていません。

 

「○○を約〇回充電できる」と言うような記述があります。

バッテリー容量と充電できる回数から予想するしかないのです。

 

重さ

モバイルバッテリーは容量が多くなればなるほど、重たくなります。

要するに電池がたくさん入っているのだと思ったらイメージが付くと思います。

モバイルバッテリーの中身

画像の物は、2000mAhの電池みたいです。

 

大きさ

モバイルバッテリーには、中身に電池が使われています。

ニッケル水素電池だったり、リチウムイオン電池だったり、リチウムポリマー電池だったり、種類は色々です。

 

昔は、ニッケル水素電池が多かったのですが、自然放電が多くて、せっかく充電しても2日~3日で放電してしまうので、最近ではモバイルバッテリーには使われません。

 

リチウムイオン電池は、いわゆる「電池」の形をしているので、円筒形の物が多いです。

薄い電池を作ることは難しいです。

モバイルバッテリーの中身

 

一方、リチウムポリマー電池は、薄くて四角い電池なので、大きさや薄いものがあります。

モバイルバッテリーの中身のリチウムポリマー電池

 

中身の電池の種類によって、モバイルバッテリーの形状が変わってきます。

「薄型」とか「軽量」とか言われているのは、おそらくリチウムポリマー電池が使われていると思われます。

 

小さくて厚みがあるものは、リチウムイオン電池が使われていると思われます。

 

電池の形状を生かしたモバイルバッテリーも存在します。

円筒形だと転がるので、邪魔だと思っていたけれど、実際使ってみると、カバンの小さな隙間に入るので、邪魔にならないのです。

 

電圧

モバイルバッテリーの多くは、5Vです。

携帯やスマホ、iPhoneも5Vで充電できます。

 

モバイルバッテリーではほとんどが5Vです。

iPhoneは、電圧が5Vを割るとエラーが出て充電できない仕様です。

 

電流

モバイルバッテリーには、「0.5A」「1A」とか「2A」とか、電流値が書かれています。

iPhoneを充電するには1A必要です。

急速充電には2Aが必要です。

 

0.5Aは500mAと書かれていることもあり、2Aは2.1Aと書かれていたり素人には分かりにくくなっています。

1Aとか2Aとか書かれていますが、iPhoneやスマホを充電するときは、端末の方で抵抗値をコントロールしているので、アンペア数は充電開始と、充電完了時では変わります。

 

充電を始めたころは早く充電されて、いっぱいになる前は少しづつ充電されるようになっているのです。

 

端子の数

モバイルバッテリーには、充電用(配電、充電(OUT))のUSB端子があります。

この端子の数で、同時にいくつまで充電できるかが変わります。

モバイルバッテリーのインジケーター

もちろん、1口を2つ、3つに分岐することはできます。

しかし、分けすぎると、電流や電圧が下がり充電自体出来ないことがあります。

 

端子の種類

USBには端子の種類がいくつかあります。

 

USB type-A(メス)・・・モバイルバッテリーから電気を取り出すときのUSB端子はこれです。

四角い形状の端子で、他と比べて大きいです。

モバイルバッテリーのインジケーター

 

USB type-B(メス)・・・モバイルバッテリーを充電(給電、充電(IN))するときのUSB端子はこれです。

モバイルバッテリーの充電端子

 

USB type-C(メス)・・・モバイルバッテリーを充電(給電、充電(IN))するときのUSB端子はこれです。

あまり見慣れないですが、コネクターに表と裏が無く、どちらでもさせます。

新しいAndroidスマホに付いている端子で、今後増えていくと思われます。

モバイルバッテリーのUSB端子