瓶ビールの値段の半分は税金と言う事実|これを知ったらビールがまずくなる!?
日本のお酒は実はかなり高い税金がかけられています。
ビールに関して言えば世界一です。
もう少し違うところで世界一を取りたいですね・・・
そのビールの税金についてお知らせします。
瓶ビールの値段の半分は税金
瓶ビールの値段の半分は税金と言う事実。
ビールを飲んでいるのか、税金を飲んでいるのか・・・
1984年から1989年まで日本の酒税法では、瓶ビールに48.8%と言う重税を課していました。
1989年に少し税率を下げました。
これは「ビールを飲んでほしい」と言うものではなく、消費税3%が導入するので、避難対策で引き下げられたものです。
1994年にも少しだけ税率が下がりました。
1997年には消費税が3%⇒5%に引き上げられます。
この時は、ビールの税率は変化なしでした。
(ウイスキーだけ税率が下げられました。)
2006年に三度ビールの酒税は下げられ、45.1%になりました。
でも、2014年には消費税が5%⇒8%でビールの税金は46.6%になりました。
ビールの半分は税金です。
上の図は消費税が7.3%になっていますが、税抜き価格+酒税にさらに消費税8%がかかっています。
全体で見ると、7.3%となります。
「ビール本体の商品価格+消費税」はまだわかりますが、「酒税+消費税」は税金に税金がかかってると言う・・・
633mlの大瓶のビールが354円として計算します。
ビール本体の価格は189円なのです。
165円が税金です(酒税139円+消費税26円)。
ビール会社の抵抗
ビール業界は税率アップに対して、抵抗してきました。
1994年にビールの税金が少し下げられましたが、世界一高い税金です。
このあと、ビール会社はビールから麦芽を25%未満にしてビールに似ている発泡酒を作りました。
この後国は発泡酒にも税金をかけ始めるわけですが、ある重大な理由で税収は大きく下がっていきます。
若者のビール離れ
会社の飲み会の最初は「とりあえずビール」でした。
ところが、「僕は酎ハイでいいです。」みたいな世代がでて、今では「ウーロン茶で。」となっています。
さらに、そもそも会社の飲み会に行かない若者も増え、飲酒運転の罰金増額も合わさってビールが飲まれる量は減っています。
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