お葬式の時のお焼香の回数は?知らないと恥ずかしい
急に不幸があった時、お葬式に出なければならないことがあります。
そんな時悩ましいのが「お焼香の回数」です。
このページで、正しい回数をお知らせします。
お焼香の正しい回数は
お焼香の正しい回数は、「何回でも良い」が答えです。
宗派によって違うのですが、故人の宗派に合わせる必要はないので、前後の人と違う回数だったとしても「非常識」とか、「マナー違反」とか、感じる必要はないのです。
一応宗派によって違う回数をお知らせしておきます。
真言宗:3回
天台宗:2回
曹洞宗:2回
臨済宗:1回
浄土宗:1回、3回
浄土真宗:1回、2回
日蓮宗:特に決まり無し
奇数である必要もないようですし、3回などと言われていても2回でも4回でも良いようです。
大事なのは、故人をしのぶ気持ちがあればOKなのです。
お焼香の回数の意味
お焼香の回数には、それぞれ意味があると言われています。
あまり一般的ではなく、宗派によっては、お坊さんの間でだけ口伝で伝えられているものもあるようです。
口伝なので、明文化されておらず、一般的なことではないので特に知る必要はないでしょう。
天台宗や真言宗では、身・口・意の三業を浄めるという意味を持っているようです。
だから、焼香は三回行います。
同じ理由で、線香は三本立てるのが一般的となっています。
浄土宗では、お坊さんにのみ口伝されています。
一般については、焼香の回数に決められていません。
ただし、回数には意味があって、1回目は「戒香(かいこう)」。
2回目は「定香(ていこう)」。
3回目は「解脱香(げだつこう)」。
戒香(かいこう)とは、「言行をつつしみ清浄な気持ち」 。
定香(ていこう)とは、「心を鎮め一切清浄」。
解脱香(げだつこう)で「一切清浄と気付くなら因果から解放される」。
こういった意味を意識して、1回、2回、3回と焼香するのです。
いずれも故人を思いやる気持ちが一番大事です。
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