お客さんなどの名前を忘れた時の対処法
年齢とともに、物忘れってありますよね。
年齢は関係なくとも「ド忘れ」もあります。
お客さんの名前をド忘れすることがあります。
最悪です。
このとき、失礼のない対処法があるのです。
知っておいて損はないと思います。
お客さんの名前を忘れたら
お客さんの名前を忘れるのは最悪です。
心理学を利用した販売方法などを使うとき、相手の名前を呼ぶなどする必要があります。
「○○さんあっての弊社です~」なんて。
この時に名前が分からないなんて・・・最悪です。
この方法はこの最悪の状況を打破する方法です。
どこでこの方法が活用されているのか
このマイナーながら重要なノウハウはどこで誰が編み出したものでしょうか?
それは、飲み屋のママさんです。
しかも、安いお店ではなく、接待などで使いたくなるような、ちょっといいお店です。
クラブのママ(踊らない方のクラブです)は、特別な接客業です。
お店やママの評価が高いと、紹介した人(接待した人)の評価が上がるのです。
他に似たような商売はあまりないと思います。
キャバクラ的なお店ではなく、本格的なお店では、ママは数千人のお客さんの名前と顔を覚えていると言います。
しかし、人です。
絶対に忘れないと言うことはありません。
問題は「忘れた時にどうするか」です。
ママの対処法は次の通りです。
いくつかのステージがあります。
ド忘れ度1の時の思い出し方
その名前を忘れたお客さんのジャケットを預かります。
しわにならないように、ハンガーにかけると言うのです。
ジャケットには名前が刺繍されていることがあります。
良いスーツならば刺繍されている可能性が高いです。
ママはスーツをハンガーにかけるときに、その詩集の名前を見て名前を思い出すのです。
・・・でも、この方法は会社内では難しいです。
お客さんに対して、「スーツがしわになります。ハンガーでかけましょう」なんて言えるわけがありません。
ところが、次の方法はビジネスでも十分使えるのです。
ド忘れ度2の時の思い出し方
ちょっと忘れたくらいではなく、完全に名前を忘れた時の方法があります。
その方法は確実です。
ママ「お名前なんでしたっけ?」
お客さん「○○だよ。やだなぁ、ママわすれちゃったの?」
ママ「ああ、苗字は覚えているわ。下の名前よ。」
お客さん「ああ、下の名前は、□□だよ。」
ママ「ごめんなさい。フルネーム覚えたいのだけれど、ド忘れしちゃって。」
いかがでしょう?
「名前を忘れた」と言うマイナスを、「フルネームまで覚えたい大切なお客様」とプラスに持って行きました。
ビジネス上で名前を忘れた時でも、この方法は使えます。
率直に名前を聞きます。
相手は名前も覚えていないのかとがっかりします。
その上で、下の名前を聞きます。
ついでに、フルネームの字を書いてもらってもいいでしょう。
お歳暮(お中元)を送りたいと思っているのだけれど、下の名前を忘れてしまって・・・と言う方法です。
相手も悪い気はしないはずです。
ビジネス限定の方法もある
名刺をもらうのです。
いまさら名刺を・・・と思われるでしょう。
若手の社員を連れてくるのです。
「ほら、名刺交換をして」と促せば、自然と名刺をゲットできます。
その席で、相手には「すいません、新人教育中で」と前置きをしておきます。
その若手には「頂いた名刺はお客様自身だと思って大切に扱うように!そして、頂いた名刺は机の上に置いておいて話をするんだ。」と若手の教育っぽいことを言います。
そして、机の上の名刺をしっかり見るために、その名刺のいいところをほめましょう。
あまり字が書かれていない場合は、「シンプルですね!」。
会社名や部署、キャッチコピーなどがぎっしりの場合は、「ほら、こうやって自社のミッションを相手に知って頂くんだ!」なんて。
ちゃっかり、しっかり、名刺の名前を見て思い出してください。
ただし、名刺の場合は難しい名前の場合は要注意です。
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