テレビに「倍速表示」は必須なのか!?仕組みと効果を調べてみた
テレビを選ぶときに絶対チェックしてほしい項目があります。
それは「倍速表示」です。
一昔前までは、「倍速表示」は必須でしたが、独自調査によるとポイントさえ押さえていたら必須ではありません。
独自調査の結果もお知らせします。
倍速表示とは
テレビには「倍速表示」と言う機能があります。
ハイセンスHPより
映像は、1秒間30コマの静止画をパラパラ漫画の様にして、動かして見せているのです。
ところが、速い動きを見た時は、人間の目には残像が残ります。
そのため、コマとコマの間の映像をテレビが自動的に作って、1秒間120コマにして滑らかな動きを表示させているのです。
サッカーで走っているときの様な速い動きの時や、アニメや映画のエンディングのスタッフロールの時にブレて見えるのです。
これが意外とストレスです。
大画面を買う時は、絶対倍速表示が必要だと思っていました。
新しい残像軽減技術がある
SMR(Smooth Motion Rate)と言う技術です。
「SMR120」などと表記されています。
バックライトのON/OFFをコントロールして、コマとコマの間を真っ暗にします。
それにより、人間の目には残像が映らなくなるのです。
どの程度の物かと思って、「SMR120」が実装されているテレビを購入して試してみました。
実際にハイセンスの「55A6G」で試してみたところ、全く残像が気になりません。
いい具合です。
1秒間に120回LEDを点滅させているものだと予想されます。
1コマが表示される間に、2回LEDがON/OFFするので、上図の様になると考えていいでしょう。
ハイセンス「55A6G」は倍速表示機能はありません。
「SMR120」だけで、残像を消したのです。
SMRには、「SMR120」「SMR240」があるみたいです。
「240」の方は、倍の1秒間に240回点滅させているのでしょう。
上位機種の方が「SMR240」となっていたので、そちらの方が効果が高い可能性があります。
気になる場合は、家電量販店で「SMR240」が実装された実機を見て確かめてみてください。
各メーカーの使用表を見るときは、「倍速表示」の他に「残像軽減処理」などの項目があります。
名前を統一してくれたら見やすいのですが、対応したサイトもメーカーもないみたいです。
そこで、こちらに独自調査で一覧にしました。
参考になれば幸いです。
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