トースターで目玉焼きを焼くための道具と準備【100均スキレット】
朝、目玉焼きを食べたいと思っても、フライパンを準備するのは面倒。
片づけはもっと面倒です。
そこで、トースターだけでパンも目玉焼きも作るための方法です。
しかも、失敗がありません。
備忘録的にシェアします。
ラピュタパンを食べたい
パンに目玉焼きを乗せた「ラピュタパン」を朝食として食べたいと考えました。
「ラピュタパン」とは、映画「ラピュタ」で主人公がヒロインとともに食べたパンです。
トーストの上に目玉焼きが乗っていました。
このラピュタパンは、意外と手間がかかるのです。
その理由としては、たまごとトーストの加熱時間が異なるからです。
トーストは、2分くらいでこんがり焼き目も付いてちょうどいい具合に仕上がります。
ところが、たまごは黄身を6分以上加熱しないと固まらないことが分かりました。(半熟の場合)
完全に固くするには7分~9分かかります。
トーストに合わせて、2分だけの加熱では、良い具体のたまごの状態にはならないのです。
現在、キューピーなどが、マヨネーズでトースト上に土手を作って、そこにたまごを1個のせ、トースターで焼く方法を紹介していますが、そんなにうまくいくものではありません。
たまごの黄身の具合が緩すぎて、トーストをかじると、黄身が流れ出す感じになります。
そして、たまごに合わせると、トーストは黒焦げ。
レシピによっては、アルミホイルにトーストを乗せ焦げるのを予防するように、とありますが、毎日アルミホイルを出す必要があるうえに、トーストに焼き目を入れるのが難しいのです。
実際やってみたので、間違いありません。
5分もかかって、たまごの具合はこんな感じです。
こんなバカバカしい商品もあります。
これを買うことで、トースターも目玉焼きもちょうどいい具合に焼けそうだけど・・・
電子レンジで目玉焼きはリスクが高い
目玉焼きは、実は、電子レンジでも作れます。
ただ、普通にチンすると、電子レンジ内で大爆発です(汗
これは、たまご内に水分があり、電子レンジの加熱により水蒸気に代わり、行き場を失った水蒸気がたまごを爆発させてしまうからです。
これは、たまごの黄身につまようじを数回刺すことで、回避できます。
水蒸気の逃げ場を作るから爆発しないのです。
ただ、何度も黄身をつまようじで刺すと、たまごの黄身が崩れてきます。
電子レンジで目玉焼きは、不可能ではないけれど、リスクが高い方法なのです。
クッキングペーパーで器を作る作戦
クッキングペーパーって燃えにくい紙です。
それで器を作って、たまごを焼き、目玉焼きにする作戦です。
パンに合わせた大きさに器を作ります。
焼いてみたのですが・・・
たまごを3分焼いた時点で、トーストを入れます。
たまごは、合計で5分加熱したことになります。
たまごは、クッキングペーパーにくっつくみたいです。
たまごをトーストに移したら、こんな風になってしまいました。
トーストに乗せても、たまごの形があまりよくなりませんでした・・・
これは、悪くないけれど、ベストではないと感じます。
100均スキレットで完璧な焼き具合を実現
100均と言っても、ダイソーで200円でしたが、スキレットを見つけました。
要するに、小さなフライパン。
スキレットは、使うまでに「準備」が必要です。
その準備を「シーズニング」と言います。
スキレットのシーズニングをしてみる
まずは、洗剤でしっかり洗います。
空焼きする
次に空焼きします。
白い煙が出るまでやった方が良いそうです。
ここまで来て気づきました。
臭い!
洗いが十分じゃなかったかも・・・
もう一度洗いなおして、再度空焼きしました。
オリーブオイルでコーティング
オリーブオイルをたらします。
量は適当で。
もうね、火は止めてもOK。
ティッシュやキッチンペーパーで柄も含めて全体に油をまわします。
これで完了。
油が乾燥しないように、ビニールなんかに入れて保管ですね。
新聞紙でくるんでいる人もいるみたい。
スキレットでたまごを焼く
さあ、スキレットも準備できたので、さっそく目玉焼きをトースターで焼いてみたい。
油をひいたら、たまごを割り入れます。
本当は先に加熱して、ある程度温まったらたまごを割り入れる方が良いけれど、面倒なのできっと毎朝そんなことはしません。
ここでは、簡単な方法で試してみます。
こいつをトースターにイン!
1,000Wで4分加熱してみました。
ちなみに、下の画像は2分経過した状態。
まだまだ白身が透明ですね。
4分加熱した状態がこれです。(塩コショウした)
わざわざ四角いスキレットを買ったのは、トースターに乗せるため。
トーストが四角い以上、たまごが四角く焼き上がると乗せやすい。
あとは、トーストにのせて食べるだけ・・・なのですが、せっかくスキレットがあるので、お皿の代わりにしてみた。
黄身を崩してみたら、こんな感じ。
トーストに乗せると言うよりも、トーストを付けて食べるとおいしそう。
ただ、ラピュタトースト(ラピュタパン)にするには、もう少し黄身を固くする必要があります。
今回は、4分加熱で、2分ごとにトースターの扉を開けました。
ここで庫内の熱が逃げてしまいました。
次回からは、加熱時間は5分。
そして、トースターの扉は開けない。
スタートから3分経過したところで、トーストを入れると合計5分経過したところで、目玉焼き、トーストが完成することになります。
キューピーのレシピだと、パンの上に、1周以上マヨで土手を作る必要があります。
少ないとたまごがトースター内にこぼれます。
このページの方法ならば、マヨネーズやケチャップは、好みで付けたらOK。
カロリーなども好きにコントロールできそうです。
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