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甘酒の意外な効果、美肌、シミ取り

2020年5月16日

ひな祭りには、甘酒が欠かせません。

あまり知られていませんが、甘酒は「飲む点滴」と言われるほど栄養価が高い食品だと言うのです。

どんな効果があるか、調べてみました。

 

 

甘酒の意外な栄養価

甘酒は、米麹と米を原料とした発酵食品です。

甘酒は栄養価が高い食品

 

栄養素としては、以下のようなものがあります。

 

  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • ビタミンB6
  • 葉酸
  • 食物繊維
  • オリゴ糖やシステイン
  • アルギニン
  • グルタミン

 

のアミノ酸に大量のぶどう糖が含まれています。

 

甘酒の効果

酒粕の材料である工事には、シミや美白効果があると言います。

酒粕の栄養価

 

その理由は「コウジ酸」です。

甘酒には、コウジ酸もたくさん含まれています。

シミの原因となる過剰なメラニンの生成を抑える効果があるので、シミや臭みを防いでくれる効果があると言われています。

甘酒の効果

豊富に含まれるビタミンの中でも、皮膚や粘膜を保護してくれるビタミンB2が多く含まれています。

飲むだけで、皮膚を活性化してくれる効果が期待できます。

 

おろししょうがを加えて飲む事で、体が温まり血流が良くなり免疫力アップも期待できます。

甘酒に生姜を入れる

 

甘酒はお酒なの?

甘酒は「酒」と言う文字が入っているので、お酒と思われがちです。

甘酒は、アルコールは1%未満なので、清涼飲料水です。

つまり、「お酒」ではありません。

いつでも安心して飲めるの日本の伝統飲料です。

 

※酒粕使用の飲み物は、アルコール1%未満で安心ですが、お酒の弱い方、子供、妊娠・授乳期の方、はご注意が必要な可能性があります。

 

そもそも酒粕ってなに?

酒粕とは、日本酒を作る過程で生まれる発酵したもろみから、液体(日本酒)を絞った後に残る固形物のことです。

酒粕とは

お米本来の色々な栄養分が凝縮して含まれていて、独特の香りが印象的です。

深いコクも人気の秘密です。

 

ちなみに、米麹とは、蒸したお米に麹菌を散布し繁殖させた発酵食品です。

麹菌がお米のでんぷんを糖化させることで、甘みが生まれます。

お米本来の香りが強くなり、さらに、ほんのりやさしい甘さを生み出します。

 

白酒って甘酒と同じもの?

ひな祭りに出てくる物として、白酒(しらざけ)があります。

これは甘酒と同じものでしょうか?

 

実は、白酒はお酒です。

甘酒は、清涼飲料水。

全くの別物です。

 

甘酒は、ご飯やおかゆなどに米麹をまぜて保温し、米のデンプンを糖化させたものです。

アルコールを殆ど含まない甘い飲み物です。

 

一方、白酒は、みりんや焼酎などに、蒸したもち米や麹をしこみ1月以上熟成させたもろみを軽くつぶしたお酒のことです。

ひな祭りではよく登場します。

アルコール分は9%前後のものが多いです。

糖質が46%含まれていて、酒税法ではリキュール類に分類されます。