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二日酔いする人としない人の違いは○○だった!

2019年12月25日

お酒をたくさん飲んだ翌日、二日酔いする人と、二日酔いをしない人がいます。

言い換えるとお酒の強い人、弱い人。

その違いはたった一つのことだけでした。

それが何かをお知らせします。

お酒の強い人、弱い人の違い

お酒の強い人と弱い人の違いは「酵素」の違いです。

お酒を飲むと肝臓で分解されます。

 

胃や小腸から吸収され肝臓内のアルコール脱水素酵素により「アセトアルデヒド」へと分解される。

次のステップとして、アセトアルデヒド脱水素酵素は肝臓内においてアセトアルデヒドを酢酸に分解する。

 

一覧にするとこんな感じです。

アセトアルデヒドを酢酸に分解する物を「酵素」と呼びます。

この酵素をたくさん持っている人は、アルコールを効率よく分解できるのでお酒に強い。

酵素をあまり持っていない人は、アルコールを分解できないので、お酒に弱いと言うわけです。

 

酵素とは

「酵素」と言う名前で色々な商品がありますが、別にこういうものこそが酵素と言うわけではありません。



酵素とは簡単に言うと「分解する力を持った物」と言うことです。

その昔あった「酵素パワーのトップ」なんて言う洗剤は「汚れを分解することができる物」と言うことだったわけです。

 

酵素は基本的に1つの物質を分解できます。

あれもこれも分解したい場合は、複数の酵素が必要と言うわけです。

ちなみに、人体の中では約2万種類の酵素があると言われています。

「アセトアルデヒド」を分解できるのは「アセトアルデヒドデヒドロゲナーゼ」と言う代謝酵素なのです。

 

なぜ、酵素をたくさん持っている人とそうでない人がいるの?

酵素を持っているかどうかは、遺伝子で決まっています。

つまり、遺伝によってお酒に強い、弱いはある程度決まってしまうと言うわけです。

 

二日酔いの対策は?

二日酔いの原因が分かったところで、二日酔い対策についてもお知らせします。

 

二日酔いの症状として最も多いのが、脱水症状です。

アセトアルデヒドに限りませんが、麻薬などの薬物でも身体から消えるときに脱水症状を起こすことが多いです。

脱水症状を起こすから、身体の震えや吐き気(嘔吐)を起こしてしまうのです。

この時対策としては、水分補給が効果的です。

単に水を飲むのではダメです。

水だけ飲んでしまうと体の中の塩分が薄まって返って悪化することもあります。

塩分と共に水分を補給してあげることで脱水症状は改善されます。

 

最近販売されている熱中症対策の飲料なども効果的です。