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【食の安全】知ったらもう使えないコーヒーフレッシュの正体とは

2020年3月8日

コーヒーを飲むときに当然のように使うコーヒーフレッシュ。

お店でも無料で使えるので嬉しいですよね。

あれってなぜ無料でもらえると思いますか?

その秘密を暴露します。

 

コーヒーフレッシュの正体

コーヒーフレッシュの材料がミルク(牛乳)だと思っている方が非常に多いです。

最近では少しだけミルクが入っている物も出てきましたが、基本的にコーヒーフレッシュにミルクは1滴も使われていません

コーヒーフレッシュの正体

 

コーヒーフレッシュの正体は、植物油と水を混ぜてミルクっぽく白く着色したものなのです。

簡単に言ったらサラダ油と水です。

 

 

本来、水と油は混ざりません。

そこで、「乳化剤」と言う添加物を使います。

乳化剤とは、界面活性剤のことで、混ざりにくい性質を打ち消すので、入れるとあっという間に水と油が混ざります。

 

コーヒーフレッシュがタダでもらえる理由

ほとんどのお店で、コーヒーフレッシュや砂糖、水はタダでもらえます。

それはかなり原価が安いからです。

 

タダとまではいわないまでも、商品に対してほとんど無視できるほどの金額と言えます。

お客さんが1個か2個使うのを監視すると、その分人件費はかかります。

別に1個使われようが、2個使われようが、お店にとっては注目するに値しないくらいの原価料なのです。

 

一方、お客さんは自分の好きな量もらるので満足感があります。

お店としても、タダみたいなものをもらって満足してくれるなら悪い事ではないでしょう。

コーヒーフレッシュの正体

 

世の中にこの事実があまり知られていない理由

コーヒーフレッシュの正体が水と油だと言う事実が、本当かどうかを調べるためには、コーヒーフレッシュの袋の裏側にある「原材料表」を見ると分かります。

 

原材料名:植物油脂、砂糖、カゼインナトリウム(乳由来)、pH調整剤、乳化剤、香料

 

「牛乳」とか「生乳」とか一言も書かれていません。

これは袋にだけ書かれているのです。

 

しかも、小容器(ポーション)には書かれていません。

だから、普段目にすることが無いのです。

コーヒーフレッシュの正体

 

法律(食品衛生法)的には、30cm2以下の容器には表示の必要がないのです。

だから、スタバやタリーズなどのコーヒー店、ファミレス、ファストフード店でこれらの原材料表を見ることはないのです。

 

これは「まがい物」と言えないでしょうか?

コーヒーの場合、商品価格が100円~200円くらいのものが多くなってきています。

そんな中、本当のミルク(牛乳)を出してしまうと利益が出にくいのです。

牛乳は賞味期限が短いですので。

 

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安く、早く、と突き詰めていくと、本物では対応できなくなります。

安全を犠牲にして、安さを手に入れてはいけないと思います。

我々にできることと言ったら、コーヒーフレッシュを使わないことくらいでしょうか。