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【衝撃】ミネラルウォーターより水道水の方が安全と言う事実

2020年5月16日

「水を飲むならミネラルウォーターを買った方がおいしい」「ミネラルウォーターの方が安心」と思っている人が多いですが、実はそうではないと言う事実があります。

ミネラルウォーターが健康に良い様にテレビCMなどで言われていますが、その理由も大暴露です!

ミネラルウォーターは体にいいのか?

ミネラルウォーターのCMは瑞々しいイメージのものが多く、いかにも体によさそうです。

本当にそうなのでしょうか?

きれいな水のイメージのミネラルウォーター

 

ミネラルが体にいい

環境学の権威、安井至東京大学名誉教授によると、水でミネラル分を補給するのは難しいと言います。

ミネラルウォーターには水道水よりも多くのミネラル分を含んでいます。

食べ物で摂取する場合と違って、水の場合はそのミネラル分が体に吸収されることはほどんどないと言います。

吸収されずに、そのまま排出されてしまいます。

「ミネラルウォーターを飲むと健康に良い」と言うのは幻想に近いことになります。

同、安井氏は、プレシーボ効果はあるかもしれないとも付け加えています。

 

プレシーボ効果とは、一言で言えば思い込みです。

ただ人間思い込んだら、実際に体に影響することがあります。

具合が悪いと思ったら、熱があるような気がしてどんどん体調が悪くなっていく・・・

いざ熱を測ったら平熱・・・気づいたらよくなっていた、みたいなことです。

 

波動水、クラスター水、マイナスイオン水

実はこれらは科学的な裏付けがない、いわゆるトンデモ科学です。

そういえば、「海洋深層水」も一時期やたらとCMをしていましたが、海洋深層水も単なる水です。

あたかも体にいいように宣伝したり、おいしいと宣伝したことで、公正取引委員会が入って問題になりました。

これらの水が体に良いという印象を消費者に与えるのはある意味詐欺です。

ビジネス的な戦略の要素が多いです。

 

そういえば、その昔缶のお茶が発売になったときに「家で簡単に淹れられるお茶をわざわざ買うなんてもったいない」と売り上げは伸びませんでした。

その後、当時は非日常だった「ウーロン茶」が販売され、「お茶を買う文化」ができたと言えます。

それが、ペットボトルに移行して、遂には「水を買う文化」ができてきたわけです。

お茶も水も原価はタダみたいなものです。

原価を見ると、容器を売っているのとそれほど変わりません。

飲料メーカーの策略にいいように乗せられている感は否めません。

 

世界におけるミネラルウォーターの必要性

世界中で水道水が飲める国はほとんどありません。

水道の蛇口から出る水をそのまま飲める日本は、浄水技術において世界トップレベルです。

世界一と言ってもいいでしょう。

 

世界の他の国では、先進国でも水は煮沸消毒したり、薬品を入れて飲む必要があります。

発展途上国の場合は、水道の蛇口から安定的に水が出ないこともあり、ひどいところでは水道自体がありません。

飲んでいる水も濁った茶色い水だったりします。

それらの国で手軽においしい水を手に入れようとしたら、ミネラルウォーターを買うのがいいでしょう。

汚い川の水を飲む国もある

日本においては、それ以上に厳しい基準で整備された水があるのに、わざわざミネラルウォーターを買うのはもったいないと言えます。

 

日本の水道の安全基準

安全性

蛇口から出る水には法律で厳しい安全基準が設けられています。

供給側(浄水場)で出した水ではなく、すべての蛇口から出る水で検査されますので、その基準を満たしていない水道水は日本にはないと言うことになります。

この安全基準では、ヒ素、フッ素、ホウ素、亜鉛、マンガンなどにおいて含有量が一定基準以下であることが定められています。

 

当然ミネラルわーたーにも安全基準はありますが、この2つを比較すると水道水の方が基準が厳しいのです。

 

ミネラルウォーターに含有して許される量(水道水と比較)

ヒ素5倍

フッ素2.5倍

ホウ素5倍

亜鉛5倍

マンガン4倍

 

ミネラルウォーターの基準は、水道水より数倍高く設定されていて緩いのです。

ヒ素など毒物として国から指定されているものなので、含有量は少ない方が良いに決まっています

「安全性」、「健康に良い」と言う点では水道水の方が圧倒的に優位性が高いです。

 

水道水に含まれる塩素

水道水には塩素を添加することが法律で義務付けられています。

これが危険だと危惧される方も多いようですが、雑菌を抑えるためには必要です。

 

美味しんぼ60巻では水道水について語られる

 

また、そもそも水道水に転嫁している塩素は口に入っても害があるものではないと言います。

そういえば、小学校の時のプールでは近づくと臭いがするほど高濃度の塩素水に使って泳ぎました。

それも危険性がないと認められていたから使用が許可されていたわけです。

 

塩素がないと時間経過とともに菌が繁殖して安全な水とは言えなくなってしまいます。

実際、ミネラルウォーターには塩素が入っていませんので、開封したらできるだけ早く飲まないと菌が繁殖して食中毒を起こすことがあり得ます。

 

[icon image="arrow2-r"] 危険!飲みかけのペットボトルを飲むと食中毒になる

 

その昔、浄水技術があまり良くなかった頃は、塩素臭いと言うことがあったそうですが、現在では蛇口から出る塩素の味がわかる人は、嗅覚が鋭い一部の人だけです。

ただ、水道水内の塩素は空気に触れると揮発してしまいます。

コップに注いで、しばらく置けば塩素は抜けてしまいます。

心配な場合は、浄水器を使えば浄水器のフィルターを通るときに塩素ほほとんど抜けてしまいます。

 

 

邪魔なら、シンク下に置けばいいだけです。

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水道水に含まれるトリハロメタン

浄水器の宣伝にほぼ必ず出てくるトリハロメタン。

そんなに有害なものが水道水にはいっているのでしょうか?

これまた昔はトリハロメタンが含まれていることがありました。

大量の塩素を添加すると、トリハロメタンが発生していたのです。

ところが、最近の技術ではオゾン滅菌ができる高度浄水設備が導入され、トリハロメタンはほぼなくなりました。

それでもゼロにはなっていませんが、飲み続けることで健康被害があるような事はないと言います。

この微量のトリハロメタンを取るには、普通の浄水器ではだめで、逆浸透膜の技術を使った特殊な浄水器が必要です。

 

こうなると、通常はウォーターサーバーなどの水しかありません。

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水の味

ミネラルウォーター崇拝者のいうことで最終的なものとして「味」を言います。

ペットボトルのミネラルウォーターはおいしい。

水道水はまずい。

実はペットボルのミネラルウォーターはコンビニなどで買った後すぐに飲んでいませんか?

よく冷えた状態で。

液体は冷やすと味を感じなくなってしまいます。

 

一方で、水道水を冷やして飲む人は極めてまれです。

常温で飲むと味を感じやすいです。

 

ここに大きな差が「温度の条件で」出てきます。

水道水の評判がよくない東京水道局が毎年ペットボトルに入れた水道水とミネラルウォーターで飲み比べを1万人に実施するキャンペーンをしていますが、温度が同じ条件での見分けられる人はほとんどいないようです。

 

まとめ

ミネラルウォーターは水道水と比べ、緩い基準で作られている。

ミネラルは水から摂取することは難しい。

原価ほぼゼロの高利益商品なので、飲料メーカーがミネラルウォーターを飲むのは体にいいと消費者に誤解させている可能性が高い。

水道水は昔のイメージとは違い、塩素量もトリハロメタン量もかなり減っていて健康な水になったと言える。

キンキンに冷えたミネラルウォーターは味を感じにくいのですっきりとおいしいと感じることが多く、水道水は常温で飲むのでこのすっきり感が少ないと感じることからまずいと言う人が多い可能性がある。