内部告発で浮き彫りになったモスバーガーオーナーの不正と苦悩

2019年6月13日、モスバーガーのフランチャイズ店であるある1店舗で常習的な不正(マニュアル違反)が見つかりました。

欲に関するお店での不正はいきなりアウトだと思うのですが、その背景について掘り下げてみたいと思います。

モスバーガーオーナーの年収と「理想と現実」をお知らせしたいと思います。

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食材の不正をした店舗

2019年6月13日にニュースになった店舗は、福岡市南区の店舗とのこと。

実は、「福岡市南区」と言うだけで、1店舗しかないのです。

不正のモスバーガー店舗

ちょっと調べたらすぐに店舗が具体的に分かってしまいます。

怖い世の中と言えます。

不正モスバーガーの場所

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地元新聞社のいちコーナーへ内部告発があって判明したとのことです。

外部からは分からないようになっていたのでしょうね。

 

モスフードサービスは2019年1月、違反を確認したそうです。

今回の不正は常習的に行われていたとして、フランチャイズ契約しているオーナー(会社)を指導した、とのこと。

 

不正の内容

今回の不正の内容は、「モスライスバーガー焼肉」です。

 

モスライスバーガー焼肉の焼肉部分は、注文ごとに1食分ずつ作ることになっているそうです。

モスバーガーは微生物検査や官能検査を行っていて、科学的データに基づいて「お客さまに安全を提供」できる「使用期間」を食材ごとに設定していると言います。

焼肉部分の「仕様期間」は「5分」でした。

 

店長は、時間管理をせずに保温し、お客さんに提供していたらしいです。

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これがマニュアル違反だという事らしいです。

モスフードサービスによると、今回の件、衛生面について「加熱調理済みの製品を85~170度の高温で保管しており、直ちに健康に影響を与える品質劣化の可能性は低い」とのコメントを出しています。

 

一方では、「安全に提供できるのが使用期間」とし、もう一方で、「直ちに健康に影響を与える品質劣化の可能性は低い」と。

どうしても、矛盾を感じてしまいます。

マスコミ向けの苦しいコメントでしょうか。

 

その他、野菜の仕込み時間も偽装していた、との情報もあったそうですが、こちらはモスフードサービスでは把握できなかったらしいです。

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モスバーガーオーナーの年収

まず、間違えないでほしいのは、モスバーガーの店長とオーナーは基本的に別の人です。

もちろん、兼ねている場合もありますが、「店長の年収」ではなく、「オーナー(兼店長)の年収」です。

モスバーガーオーナー

※画像の店舗の話ではありません。

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モスバーガーのオーナー(兼店長)の年収は約600万円くらいです。

 

金額だけ見たら、大目に見えてサラリーマンとしては羨ましいと思う方もおられるかもしれません。

しかし、お店にもよりますが、サービス残業100時間以上、休みは月に2日程度。

時給にして1,800円程度(ボーナス無し)。

総支給月33万円でボーナス無しのサラリーマンと同じくらいです。(残業なしで計算)

 

ちなみに、雇われ店長の場合は、ガチで時給です。

月収20万円前後。

時給にして、1100円前後。

厳しい現実です。

 

オーナーの理想と現実

オーナーと言ったら、店は他人に任せて自分は左うちわ・・・と言うのを考える人が多いです^^;

しかし、オーナーと言っても店長兼任。

自分が筆頭になって働く必要があります。

自分自身も戦力なのです。

 

他人に任せて、複数店舗を運営して・・・と言うのは、モスオーナーでもほとんどいないのです。

オーナー兼店長を務めたとして、年収600万円を得るためには、「投資」が必要です。

 

加盟金で200万円。

保証金等100万円。

店舗は自前なので、約3000万円。

ロイヤリティは毎月売り上げの1%。

 

コンビニのロイヤリティは、利益の50%なので、良心的に見えるかもしれませんが、「売り上げの1%」なので、赤字でもロイヤリティが発生します。

 

コンビニのロイヤリティ(比較用)

仮にコンビニで1日に30万円売り上げる赤字ギリギリの店舗があったとします。

月商900万円。

粗利益は、25%の225万円。

アルバイトに給料を払ったら、残りは75万円。

そこからロイヤリティ50%を払って、残りは38万円くらい。

本部へのロイヤリティも38万円くらい払っています。

ちなみに、オーナーの利益は38万円ではなく、ここから電気代等引かれると言う・・・

 

モスバーガーのロイヤリティ

月商300万円くらいの平均よりちょっと下の店舗があったとします。

粗利益は50%の150万円。

アルバイトに給料を払ったら、50万円くらい。

店長に給料を払ったら30万円くらいとなります。

さらに、電気代など引かれます。

本部へのロイヤリティは売り上げ300万円の1%で3万円くらい。

 

モスバーガーはコンビニと比べて、ロイヤリティが低いので、良心的に見えます。

ただ一方で、食材の全てを本部から買う必要がありますので、ここには「利益」が含まれています。

 

まとめ

コンビニでもモスバーガーでも何百万円、何千万円と投資して始めたお店。

サラリーマンよりちょっと良い給料、と言うより稼いでも、元が取れるのは何年後なのか・・・

ビジネスモデルとして、「楽して濡れ手に粟」と言う感じではないですね。

 

今回は「店長」がやったことらしいので、手間を惜しんだのか、運営会社(オーナー)から利益を出せと言われていたのか・・・

会社は長崎、店舗は福岡なので、自分が運営会社を経営していたとは考えにくいです。

店長は「人手不足」を理由にしていたそうなのですが、それがどこまで本当なのか・・・

 

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