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バルミューダのトースターを家庭で再現してみた

バルミューダのトースターと言えば不動の人気と言えます。

人気の理由は簡単で「いつものおいしいくパンが焼ける」と言うこと。

ただ、価格がかなり高いので、これを家庭のいつものトースターで再現できないかトライしました。

画像付きでシェアします。

バルミューダの魅力

バルミューダの魅力と言えば、いつものパンがおいしく焼けること。

それには、以下の2つの秘密があります。

 

  1. 3つの温度帯を使い分けて、デンプンをアルファ化→焼き目を付ける
  2. 不足した水分を補充し、蒸し焼きの状態を作る

 

バルミューダ(BALMUDA The Toaster)は、60度→160度→220度と3つの温度帯を使っています。

バルミューダの魅力

60度の時に、デンプンをアルファ化させ、甘みを出します。

その後、160度にして、パンを焼きます。

最後に、220度にして、焼き目を付けるのです。

見た目も大事ですからね。

 

さらに、5ccの水を入れてから焼くことで、トースター内が水蒸気で包まれます。

蒸し焼きにするとともに、不足した水分を補充することができるのです。

バルミューダーのトースターを再現

 

そのように良いトースターならば、すぐに買えばいいはずなのですが、少し高いのが欠点です。

→ バルミューダ トースターの価格を見る

 

 

バルミューダ トースターを自宅で再現する!

まずは、普通に焼いてみる。

トースターでパンを焼く

 

もうね、普通に焼いたら普通です。

良くも悪くもいつものトースト。

ちなみに、我が家のトースターはこんなの。

トースター

 

3500円前後で売られている普通のトースターです。

外観は若干違いますが、買ったのは数年前なので、モデルチェンジしたのでしょう。

 

アルミホイルでお皿を作ってトースター内に入れて焼く

アルミホイルで小さなお皿を作って、そこに水を入れて焼けば、バルミューダと同様にトースター内は水分で包まれるはず!

焼いてみると・・・

全然変わらない!

 

 

パンを直接濡らしてトースターで焼く

バルミューダの社長は、このトースターを思いついた時、屋外でバーベキューをしていたそうです。

バーベキューの最中に大雨が降ってきて、びしょびしょになったと。

もったいないので、パンを食べたら美味しかった、と言うエピソードをテレビに出演した時に行っていました。

 

大雨なので、(アルミホイル皿では)水分が足りなかったのかも。

少し多めに濡らして焼いてみます。

バルミューダーのトースターを再現

なんだこりゃ!?

濡れた部分は、全然焼き目がつかずにずっと白いままです。

そして、水が少なかった部分はじわじわと焼けていき、焦げていきます。

ムラがすごい!

 

食べてみると、白い部分は水でずちゃずちゃ。

焦げた部分は、焼き過ぎてカサカサ。

全然ダメダメです。

大失敗。

 

水分を控えめに濡らして焼いてみる

先ほどの、「ずちゃずちゃ」を回避するには、水分を減らすしかありません。

そこで、指を濡らして、ぴっぴとかける方法で、びちょびちょになるよりも少ない量(定数では分からない)をかけて焼いてみました。

トースター

うーん、やっぱり水分が多くて焼けない部分があるなぁ。

白いままです。

食感もあんまりよくないです。

 

焼けている部分は、良い具合かもしれませんが、普通に焼いたのとそれほど違いがあるとは・・・

 

霧吹きで水をかけて焼く

水の量の調節が難しいことが分かりました。

本家バルミューダーは、水5㏄と分かっています。

しかも、パンにまんべんなく均等にかける必要があります。

 

そこで、考えたのが「霧吹き」です。

霧吹きでトースターに水をかける

 

最初からほんの少しだけ水を入れておけば、濡れさせ過ぎることもありません。

さらに、水の粒が小さくなるので、均等に濡らすことができます。

 

コツとして、パンから少し離して霧吹きをかけることです。

 

自宅のトースターは、300Wと1200Wの切り替えがありました。

トースターの出力

とりあえず、300Wで1分間焼いてみました。

全く色は付かず、パンは白いまま。

 

その後、1200Wに切り替えます。

そして、焼き上がったのは・・・

焼き上がったパン

均等に焼けています。

表面はカリッとしていますし、内部はふわっとしています。

 

焼いている最中にトースターの扉を開けないことがコツと言えます。

 

せっかくトースター内が水蒸気で包まれているのに、扉を開けてしまったら空中に拡散してしまうからです。

本家のバルミューダと比較してどの程度再現できたか分かりませんが、カリフワになったとは思います。

 

バルミューダのトースターは、分解部品もあるし、メンテが必要みたいです。

レビューを読み漁っていると、1年くらいで壊れてしまったと言う話も少なくありません。

高いのは間違いありませんので、「バルミューダで焼いたのだからおいしいはず!」と思い込んでいる節もあります。

もちろん、無意識にそう思っている場合もあるでしょう。

 

2万円以上出して、このくらいの変化ならば、ちょっとした工夫で自宅で再現できてしまうと感じました。

あなたが現在バルミューダに興味があったら、とりあえず、自宅で今のトースターを使ってトライしてみたらどうでしょう?

満足できないときに買ってみたらいいと思います。

大きな家電量販店ならば、試しに使ってみることや焼いたパンを試食できるところがあります。

色々方法はあると思うので、試行錯誤してみてください^^