【野菜の真実】芽キャベツはキャベツの芽ではなかった【画像あり】
芽キャベツってご存知でしょうか。
キャベツの小さいものみたいなものです。
間引き大根は大根が小さい時に見えたもの、ヤングコーンはとうもろこしの若ときのもの。
だから、芽キャベツはキャベツの小さい時と思いがちですが、そうではなかったのです。
キャベツがどのようになっているのか画像を使ってお知らせします。
芽キャベツとは
「芽キャベツ」として出荷され、店頭で見かけるのは、 芽キャベツの脇芽です。
キャベツと芽キャベツは別の植物なのです。
わき芽とは、植物の枝や茎の根元にできる小さな芽のことを言います。
普通の植物のわき芽と言えば、成長して新たな枝を作り枝分かれします。
ところが、「芽キャベツのわき芽」の場合、寒さから守るため葉が丸く育ちます。
1つの株から約60個の「芽キャベツ」が収穫できるのです。
キャベツと芽キャベツの見た目の違い
見た目で、全然違う植物だとわかると思います。
キャベツの例
普段よく見かけるキャベツはこれです。
畑では、このようになっています。
芽キャベツの例
一方、芽キャベツは、キャベツと比べるとずいぶん小さい。
畑ではこのようになっています。
収穫時は、葉の部分を1枚1枚カットして、1個1個手作業で収穫していきます。
この1つ1つが出荷できる状態になる時期が少しづつ違うのです。
だから、出荷できる状態になったものを農家の人は選んで1個1個収穫する必要があると言う訳です。
芽キャベツとキャベツの栄養価の違い
芽キャベツとキャベツが違う植物ならば、栄養価はどれくらい違うのでしょうか。
芽キャベツは、一般的なキャベツに比べ、ほとんどの栄養成分においてたくさん含まれています。
風邪の予防や疲労の回復効果があると言われるビタミンCも豊富です。
ビタミンCには、美容効果もあります。
血液の凝固促進や骨の形成に貢献しているビタミンKもキャベツの約2倍も含んでいます。
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