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【新しい言葉】「ほぐし水」とは何なのか!?コンビニのそばに関係があります。致死量まで調査

2021年6月2日

「ほぐし水」ってご存知ですか?

コンビニやスーパーでざるそばなどを買った時に付いているのが「ほぐし水」です。

なぜ、付いているのか、そして、その正体は何なのか、調べてみました。

 

 

ほぐし水はざるそばなど麺類に付いている

「ほぐし水」とは、コンビニやスーパーのざるそばなどに付いている水です。

その水は小さなパックで包装されています。

ほぐし水

 

ちなみに、中身はただの水です。

 

ほぐし水の使い方

ほぐし水の使い方は、固まった麺にまんべんなく回しかけて、麺をほぐします。

そうすることで、麺が一口分ずつ取りやすくなり、食べやすくなるのです。

 

ほぐし水が付いている麺類の共通点とは

全ての麺類にほぐし水が付いているわけではありません。

ほぐし水が付いている麺類の共通点を調べてみます。

 

まずは、ざるそば。

ほぐし水の代表選手みたいなものです。

当然、ほぐし水が付いています。

ざるそばにはほぐし水が付いている

 

次に、そうめん。

こちらもほぐし水が付いています。

そうめんにもほぐし水が付いている

 

ぶっかけ蕎麦、ぶっかけうどんには付いていません。

 

つまり、細い麺で、つゆに浸して食べないタイプの麺にほぐし水はついています。

ぶっかけ○○は、つゆをかけて混ぜ混ぜして食べるので、それがほぐし水の代わりになるからです。

 

ほぐし水の歴史

ほぐし水の進化の歴史は、コンビニのメニューの進化の歴史です。

 

元々、コンビニでざるそばが売られていましたが、時間経過と共に麺が乾燥して、くっついて固まってしまっていました。

最初は小分けにしてパックに入れていたのですが、それでも麺はくっついて食べにくかったのです。

小分けそばとほぐし水

 

そこで、コンビニは麺をほぐすための水を入れることにしたのです。

その名も「ほぐし水」(そのまんま)^^

 

ちなみに、そのコンビニとはセブンイレブンだと言われています。

時期としては、2007年。

 

その後、ほぐし水も進化していきました。

ほぐし水にアミノ酸やだしを入れる工夫が追加され、特許もとられました。

 

ところが、その後、一番ほぐしやすくておいしいのは「ただの水」だと言う結論に達し、現在では再び「ただの水」になっています。

ただの水、と言ってもミネラルウォーターと言われています。

ちなみに、ミネラルウォーターとは湧き出した水を滅菌処理したものです。

原価はゼロです。

普通に売られているミネラルウォーターも原価はゼロです。

 

 

⇒ 【衝撃】ミネラルウォーターより水道水の方が安全と言う事実

 

いまでは、ほとんどのコンビニ、スーパーでざるそば、そうめんのパックには、ほぐし水が入っています。

 

ほぐし水の致死量

お知らせしたとおり、ほぐし水は単なる水なので、麺についていて口に入っても害はありません。

ネットの噂では、「麺をほぐすのだから、タンパク質を溶かす何かが入っているので、大量に摂取すると死ぬ」という訳の分からないものもあります。

そもそも、麺類は炭水化物ですし。

 

あえて「ほぐし水の致死量」をお知らせすると、200Lくらいとなります。

人間は水を大量に飲むと、血液中のナトリウム濃度が低下します。

その状態を「水中毒」と言うそうです。

 

一般的な家庭のお風呂に溜められる水の量が大体200Lなので、一度にあれだけ飲める人間がいるのかどうか・・・

醤油は2Lくらいが致死量だと聞いたことがありますので、水=ほぐし水がどれだけ安全かわかります。

どんなものでも、摂りすぎは毒になるんですね。

それにしても、200Lって・・・