【新しい言葉】「ほぐし水」とは何なのか!?コンビニのそばに関係があります。致死量まで調査
「ほぐし水」ってご存知ですか?
コンビニやスーパーでざるそばなどを買った時に付いているのが「ほぐし水」です。
なぜ、付いているのか、そして、その正体は何なのか、調べてみました。
ほぐし水はざるそばなど麺類に付いている
「ほぐし水」とは、コンビニやスーパーのざるそばなどに付いている水です。
その水は小さなパックで包装されています。
ちなみに、中身はただの水です。
ほぐし水の使い方
ほぐし水の使い方は、固まった麺にまんべんなく回しかけて、麺をほぐします。
そうすることで、麺が一口分ずつ取りやすくなり、食べやすくなるのです。
ほぐし水が付いている麺類の共通点とは
全ての麺類にほぐし水が付いているわけではありません。
ほぐし水が付いている麺類の共通点を調べてみます。
まずは、ざるそば。
ほぐし水の代表選手みたいなものです。
当然、ほぐし水が付いています。
次に、そうめん。
こちらもほぐし水が付いています。
ぶっかけ蕎麦、ぶっかけうどんには付いていません。
つまり、細い麺で、つゆに浸して食べないタイプの麺にほぐし水はついています。
ぶっかけ○○は、つゆをかけて混ぜ混ぜして食べるので、それがほぐし水の代わりになるからです。
ほぐし水の歴史
ほぐし水の進化の歴史は、コンビニのメニューの進化の歴史です。
元々、コンビニでざるそばが売られていましたが、時間経過と共に麺が乾燥して、くっついて固まってしまっていました。
最初は小分けにしてパックに入れていたのですが、それでも麺はくっついて食べにくかったのです。
そこで、コンビニは麺をほぐすための水を入れることにしたのです。
その名も「ほぐし水」(そのまんま)^^
ちなみに、そのコンビニとはセブンイレブンだと言われています。
時期としては、2007年。
その後、ほぐし水も進化していきました。
ほぐし水にアミノ酸やだしを入れる工夫が追加され、特許もとられました。
ところが、その後、一番ほぐしやすくておいしいのは「ただの水」だと言う結論に達し、現在では再び「ただの水」になっています。
ただの水、と言ってもミネラルウォーターと言われています。
ちなみに、ミネラルウォーターとは湧き出した水を滅菌処理したものです。
原価はゼロです。
普通に売られているミネラルウォーターも原価はゼロです。
⇒ 【衝撃】ミネラルウォーターより水道水の方が安全と言う事実
いまでは、ほとんどのコンビニ、スーパーでざるそば、そうめんのパックには、ほぐし水が入っています。
ほぐし水の致死量
お知らせしたとおり、ほぐし水は単なる水なので、麺についていて口に入っても害はありません。
ネットの噂では、「麺をほぐすのだから、タンパク質を溶かす何かが入っているので、大量に摂取すると死ぬ」という訳の分からないものもあります。
そもそも、麺類は炭水化物ですし。
あえて「ほぐし水の致死量」をお知らせすると、200Lくらいとなります。
人間は水を大量に飲むと、血液中のナトリウム濃度が低下します。
その状態を「水中毒」と言うそうです。
一般的な家庭のお風呂に溜められる水の量が大体200Lなので、一度にあれだけ飲める人間がいるのかどうか・・・
醤油は2Lくらいが致死量だと聞いたことがありますので、水=ほぐし水がどれだけ安全かわかります。
どんなものでも、摂りすぎは毒になるんですね。
それにしても、200Lって・・・
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